日本再発見。100式司偵がイチオシ飛行機プラモにノミネート

 友達に時計好きがいて、オリエントのM-FORCEダイバーがかっこいいという話をしていて、調べてみると確かにかっこいい。オリエントといえば国産時計3兄弟の末っ子で、上の2人、セイコーとシチズンに比べると少し毛色が違う印象があったけど、気づいたら独自路線を進みに進んでもはや2人の兄貴と同じ土俵に立つつもりなんてハナから無し、というところまで到達していてびっくりした。しかもベゼルを方位計に変えればフィールドウォッチに早変わりというバリエーション展開のさせ方、デザインの工夫にグッとくる。

 ついつい国内の時計も見逃してしまうな、なんて思っていたけど、よく考えたら私は国内の飛行機はまるっきり見ていないことに気づいた。二式水戦を一度だけ作ったけど、あれは日本の事情に合った独自の進化を遂げたということで、ちょっとオリエントっぽいんだよな……、と思うと零戦なんかもそうか?と日本固有のアイデアや設計の面白さに関心が向くようになってきた。そこで見つけたのが100式司偵だ。

 双発機は飛行機の中では好きだけど完成させたことがほとんどないジャンル。なんでだろうと考えると、大きさとか、形の好みとに漠然と拒否感があったと思う。唯一好きだなと思ってる双発機は細身ですらっとしたボディが美しいホワールウインド、それに近しい?いや、それよりも美しいピンっとした形に関心が行った。

 マイクロエースのキットはパーツ点数も少なくすぐに形になる。バリは多いので、そこはちょっと頑張らないとだけど。でも100式司偵のスマートさを指で触り目の中に収めるには十分なキット。二つのエンジンがプロペラをパワフルに回して飛び立つ飛行機というよりは形のスマートさで飛ぶ飛行機な気がする。非常に美しい。

 そういえばオリエントの販売員の人が「うちは海外の方が圧倒的に売れる」と話していたが、100式司偵はどうだろうか。海外から見た日本の飛行機観みたいなのも気になりますね。

クリスチ
クリスチ

1987年生まれ。デザインやったり広報やったり、店長やったりして、今は普通のサラリーマン。革靴や時計など、細かく手の込んだモノが好き。部屋に模型がなんとなく飾ってある生活を日々楽しんでいます。
Re:11colorsというブログもやっています。