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ハセガワ1/72飛行機模型ピックアップ! コレクションスケール“1/72”の真髄を体感できるレジェンドプラモ「飛燕」。

作った後に初版が1973年に発売されたプラモと知り驚愕しました。古さを感じさせるのはコクピットのシンプルさぐらいで、組み立てやすさ、パーツ数、綺麗なプロポーション……全ての要素がきちんと纏まっています。そして価格は800円。ハセガワの「1/72 飛燕」。何個も作りたくなる定番キットです!

▲このシンプルに美しい佇まい!最高です

日本陸軍の戦闘機で、太平洋戦争中の日本の戦闘機で唯一の液冷エンジン搭載戦闘機「飛燕」。2016年に川崎重工で復元展示されたり、タミヤから完全新規キットが発売されたりと近年では多くの人にリーチした日本機と言えます。零戦などの空冷エンジンのスタイルとは異なる、液冷エンジンならではの鋭い機首がマジでかっこいいです!超イケメンを格安で御指名できるハセガワの1/72 飛燕をみていきましょう!

▲日本陸軍機の魅力が盛り沢山のスケールアヴィエーション最新号を読むと陸軍機がめっちゃ作りたくなります。付録DVDで松本州平氏のスゴテクみることができるのでぜひ!!
▲イケメン塩系男子とも言えるこのパーツ構成!
▲塗装パターンはパッケージイラストになっている飛行第244戦隊・陸軍史上最年少の戦隊長である小林照彦大尉の飛燕とフィリピンのレイテ島での飛燕を収録。クローバーのマークとかマジでお洒落すぎでしょ!陸軍機って本当にマーキングかっこいい飛行機が多いです
▲モールドは凹と凸の混合。パネルラインのほとんどは凹です
▲アニキが2人も……マジかよ
▲必要最小限の要素、椅子と背もたれ。1/72の狭いコクピットに人を乗せるのならこれでいいじゃん!って組んだ後にマジで思いました
▲開始5分で胴体の貼り合わせまで行けます。キックオフゴールが決まるキットは完成する予感しかしないです
▲キックオフゴールを決めて調子に乗っているとこれです。脚カバーを切り離して接着すると言う飛行機キットでよくあるやつです。あまちゃんなのでめんどいんな〜と普通に思ってしまいます
▲あれ?閉じた。パーツを仮組みしたらまさかの結末。組み立て工程が爆速でワープ。説明書に書いてないですが、飛行状態でも組むことができるなんて……めっちゃお買い得じゃん
▲まさかの40分で組み上がり!1時間以内で飛燕が完成!
▲裏に3mm穴を開けて、グッドスマイルカンパニーのTHE シンプルスタンドに接続。これで飛行状態のディスプレイは完璧
▲パイロットがいることで、飛行状態でのディスプレイに迷わず行けるのもいいですよね!
▲もう1人のアニキは、いろんな飛行機の前に置いて自分だけのストーリーを作ってください

 1時間以内で机の上にかっこいい飛行機が爆誕する模型って本当に素敵だと思います。多くの人が楽しめる必要最小限な要素でカッコよさを実現している「ハセガワ 1/72 飛燕」は、タミヤやアオシマ、ファインモールドなどの後発キットにも劣らない魅力があります。お昼ご飯くらいのお値段でゲットできますので、模型店で見かけたらぜひテイクアウトしてお家で楽しんでください。筆塗りで仕上げようっと。またね〜。

フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)

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