花金だ!仕事帰りに買うプラモ。ファインでパワフルな「1/72スケール 三式戦闘機飛燕一型[丙]」

▲まさにファインなモールドを堪能できる「ファインモールド製 飛燕」はぜひとも作って欲しい傑作です

 週末のプラモライフが楽しくなる模型をフミテシの独断と偏見でお届けしている「花金プラモ」。最近ファインモールドさんのF-4 ファントムIIを組んだのですが、めちゃくちゃ楽しくて、ファインモールドの飛行機模型をお代わりしたくなってしまいました。そこで選んだのがファインモールドから1/72スケールで4種のバリエーションが発売されている日本陸軍 三式戦闘機 飛燕から、ドイツの傑作機関砲である20ミリ機関砲MG151/20(陸軍では一般的にマウザー砲と呼ばれました)を装備した飛燕一型 [丙]をセレクト!! マウザー砲を真鍮挽き物加工で表現したパーツも最初から入っているお得なプラモです。

▲ドイツの水冷DB601を国産化したハ40とマウザー砲を装備した一型丙は、動力・武装共にドイツの恩恵を受けている、まさに裏ドイツ戦闘機とも言えるタイプです

 ドイツの液冷エンジンDB601を国産化したハ40を搭載しており、空冷エンジン主体の日本機とは一線を画すスタイルがかっこいい陸軍の三式戦闘機・飛燕。主翼は空戦時の旋回上昇率を重視した細長いもので、飛燕の鋭さに一役かっています。零戦や隼など日本を代表する戦闘機の後に、この飛燕を作ってみると、全く異なったシルエットを楽しめるのでおすすめです!

▲三式戦の前にファインモールドは五式戦を発売しています。その翼関係のパーツを流用し、胴体やエンジン、プロペラなどが三式戦専用パーツという構成。2枚構成でシンプルです
▲グレー成型ランナー以外に、クリアーランナーが1枚。窓枠のモールドがとても綺麗です
▲本キットの特徴がエンジンを見せるか見せないかを選択することができます。三式戦の特徴である液冷エンジンを模型でもアピールしようという狙いが見えます
▲説明書もとても丁寧に解説されています。どちらか選択した上で製作してみてください
▲真鍮弾き物パーツで表現されたマウザー砲。『プラモ狂四郎』のプラモシミュレーションマシンなら攻撃力アップ間違いなしです

  2000年に入ってから登場した飛行機プラモだけに各モールド、パーツ形状もピシッとしていて素晴らしいプラモです。パーツの合わせも問題ないので、ストレスなく楽しめます。

▲エンジン、機銃、コクピット、お腹のエアインテークと1/72スケールで断面図を楽しめる
▲中に臓物が詰まっていても、本体パーツはピシッと合います!
▲1時間で組み上がり! この美しいスタイルとシャープなモールド。プラも光沢で綺麗ですね〜

 パーツの少なさとパーツの合いの良さ意外にも、接着の糊代が大きかったり、前後間違えやすいパーツは軸の形を蒲鉾状にしたりして一方向からしか入らないようにして間違いを防ぐ工夫などがされており、迷いなく組んでいくことができます。ですので、1時間でかっこいい飛燕を手に入れることができます。またさまざまなバリエーションが出ているので、飛燕ファミリーをハイクオリティでコレクションすることができます。ぜひこの週末、ファインモールドのファインでパワフルな飛燕を楽しんでみてください。それでは、またね〜。

▲マウザー砲の接着にはセメダインのハイグレード模型用を使用。金属パーツも接着できますよ〜
ファインモールドの飛燕が登場したのが2000年(一型丙は2002年)。iPodが登場したのが2001年。ほぼ同じ時期に世に放たれた美しいデザインの製品
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フミテシ

1983年生まれ。月刊ホビージャパンで12年間雑誌編集&広告営業として勤務。ホビージャパンで様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。「ホビージャパンnext」、「ホビージャパンエクストラ」、「ミリタリーモデリングマニュアル」、「製作の教科書シリーズ」などを企画・編集。