
週末の模型ライフが楽しくなっちゃうプラモを、フミテシの独断と偏見でお届けする「花金プラモ」。今週は、一目見たら忘れられないモンスタータンク「タミヤ 1/35 ソビエト重戦車 KV-2」をご紹介します。およそ3時間で、あなたの机の上で視線を独り占めしちゃう最高の戦車模型が爆誕しますよ!

手のひらにずっしり。もうこれだけで幸せな気分。この152mm榴弾砲が搭載された砲塔を手にしただけで「当時のソビエトはなんてものをつくったんだ!」と思ってしまいます。およそ200輌ほどしか生産されていないにも関わらず、その戦いぶりやインパクトから「ギガント(怪物)」とも呼ばれたのです。


キットは車体は先に発売されている「KV-1」から流用されていますが、足回りの転輪、誘導輪、上部転輪など別タイプとなっており、伴って誘導輪基部も新しいパーツが用意されている芸コマな仕様。KV-1というのは、1939年12月に新たな主力戦車として採用されたもの。これをベースにKV-2は作られています。

シンプルに見えますが、転輪はホイールキャップもベルパーツ化されたこだわり仕様なので、見た目以上に作りごたえがあります。ここにプラ製の部分分割履帯を取り付けていくのですが、その精度が神がかっているほどバチピタです。車体ができてしまえば、この戦車模型は完成まで一気に加速します。

細部のディテールも見どころ多し! このメリハリあるリベットが戦車の迫力をさらに引き立てます。そして彫刻で表現されたネットも美しい……。プラにこれだけのディテールが表現されている! という感動が自分にとっては高精細なエッチングパーツよりも燃えたりするんです〜〜(感想は人それぞれ〜〜〜)。

装甲板端面の切削跡や溶接ビートを初めてみたらテンション上がること間違いなし! 戦車模型の車体ディテールのかっこいい表現の代表格でもあるので、ぜひともじっくり楽しんでください。砲塔だけじゃないんだぜ!

で、ご自慢の砲塔ですが、タミヤプレゼンツによる究極の箱組み体験が待っていますよ。こんなにもスパスパと組める箱、世界にもなかなかないんじゃないでしょうか?

装甲板表面の荒々しい質感を指で感じながら、装甲板同士を合わせた部分に接着剤を流し込む……すると吸着されるように箱型になるんです。砲塔の組み立てはとにかく気持ちいいの連続ですよ。

その砲塔の取り付けを待っているターレットリングのディテールの素敵なことよ〜〜。

合体!! 重戦車の名に相応しい、素晴らしい戦車が爆誕しました! 本当にこの戦車でしか味わえないすんごいパワーってのものが樹脂化されています。さらに、塗らなくてもタミヤの成型色(プラスチックの色)だけでこんなにもかっこいいのです。迷わず組み立て欲しいプラモデルです。

そしてこの最高の戦車模型には、2人のアニキもセットされます。こちらのアニキたちについては、ピックアップした記事をお届けしますのでお楽しみに。さぁ、ギガントな週末を楽しんでいきましょうぜ!! またね〜〜。