

週末の模型ライフが楽しくなっちゃうプラモを、フミテシの独断と偏見でお届けする「花金プラモ」。今週は、お手頃なサイズ感と価格に加えて抜群の組みやすさも兼ね備えた最高の戦車模型シリーズ「タミヤ 1/48ミリタリーミニチュア」(以下48MM)シリーズの傑作、「ドイツ軍 重駆逐戦車 エレファント」をご紹介します。


48MMの中でも大きな車両なのですが、パーツ数はとってもコンパクト。足回りの履帯(いわゆるキャタピラ)だけ細かいですが、それ以外はかなりのパーツが一体化されているのが特徴です。

そしてこのプラモの最も素晴らしいところが「大トロから食わせてくれる」ところです。これは大きな大砲を支える砲架。まさに戦車の心臓とも言える部分です。多くの戦車模型は、まずは足回りから組んでいく指示が多いのですが、このエレファントはいきなり砲架を中心とした車体から組んでいくのです。

そしてこの砲架を中心に、壁のようなエレファントの装甲が合体していきます。まさに合体メカを組んでいるような楽しさがあるのです! この状態、タイファイターみたいでかっこいいですね。

この車体天面のパーツを見てください。これこそ48MMらしさ満点のパーツです。天面にあるディテールを別パーツ化することなく、ひとつの板にほぼ全て彫刻しています。このおかげで爆速で車体が組み上がります。彫刻もしっかりとした深さがあるので、とてもメリハリある仕上がりになっています。

他の車両では味わうことのできないこのかっこよさをまずは味わってくれよ! というメーカーの心意気が感じられる組み順によって、常に楽しいの連続があなたを待っています。

48MMの特徴として、小さい戦車模型でも「戦車の重み」を感じてほしいという狙いでオモリがセットされます。エレファントはなんと4本もオモリが入っています。だからこのパーツをセットするだけで「マジで重い車両なんだ」と一撃で分かります。そして実際に重くなるので、集中力が切れるとゴトンと手から落ちます。気をつけましょう。


合体!!! 見てくださいこのかっこよさと塊感。ドイツ軍のアイコンとも言える88mm砲(エレファントに搭載されているのは長砲身71口径88mm砲)を搭載した壁のような姿にもうメロメロ。車体前部には、模型映えするディテールてんこ盛りなのも最高です。

オモリ4本からくる重さと、圧倒的塊感はこのプラモでしか味わえないでしょう。まさにベストオブ48MM。超傑作です。現代のデジタルモデリングで生み出されたフィギュアも付いてきますよ。さぁ、今夜はこの猛獣を乗りこなしていこうぜ!! それでは、花金の向こう側でお会いしましょう〜〜。