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リキまずラピュタのプラモデルを2色迷彩して父の威厳を示した日/ファインモールド 飛行戦艦 ゴリアテ

 2色迷彩が過去イチお手軽に塗りきれたのでその話をしたい。「ラッカー塗料で全塗装した上から水性アクリル塗料で筆塗り迷彩」「半光沢トップコートしてからスミ入れ塗料でウォッシング」、この大まかな工程が見えてきたのも『清水 圭 飛行機模型筆塗りテクニック SIMSONIC DESTRUCTION』を読み、筆塗りによる迷彩塗装に挑戦した経験あってのこと。「エアブラシでの迷彩塗装より筆塗り迷彩がイージー」という印象があったので、今回はそれをより簡略化してみた。

 まず、ラッカー塗料のダークイエロー2を全塗装。とにかく素早く簡単に全塗装するのが目的なので、エアブラシでもスプレーでもどちらでも可。別にタミヤのダークイエロー2にこだわりはなく、GSIクレオスの似たような色でも良いだろう。その上からアクリル塗料のレッドブラウン2をペチペチと置いていく。
 アクリル塗料はラッカーの下地を侵食しないので大雑把な筆の運びでも問題ない。ベチョッと色を置いて迷彩柄に塗り広げていってもベースカラーはまったく剥がれてこないので本当に気楽。説明書の塗装指示を参考にしながら雲形マダラ迷彩を描いていくのだが「大体でいきましょうの精神」で気負わずやりきった。

 迷彩柄を塗りきったら水性プレミアムトップコート半光沢を吹き付け。乾燥させた後、タミヤのスミ入れ塗料 (ダークブラウン)の瓶の沈殿した濃厚な液を適度に薄めてまぶしていく。続いてエナメル溶剤を染み込ませた綿棒で拭き取る。基本はしっかり拭き取る様にするのだが、それによって半光沢のツヤが落ち着くのと合わせて「筆で塗りましたね」という雰囲気もボヤけていく。上から下へとタテの方向で拭き取りを統一するのもポイント。そして丸窓など凹のディテール部は、逆に拭ききらないようにしてディテールを加えていく。ノッペリとした雰囲気だったプラモデルが、この仕上げ工程によってリアリティ爆上がりするのだ。この手法は清水式筆塗りテクニックにおけるキモのひとつといえる技術でもある。

 息子に「ゴリアテ塗って」とお願いされ、なんとか父の威厳を示せた今回。2色迷彩で仕上げたこのファインモールドのゴリアテ、良いプラモだった。いや、正直「アニメ劇中の巨大なイメージに対してこのサイズ感は物足りないのでは……」と思っていた。しかしファインモールドらしいパリッとした彫刻と、そもそもゴリアテが持つゴテゴテさが相まって大満足。小さなタイガーモス号もかわいい。

 そして特筆すべきは1/20スケールのムスカ大佐。ベストムスカプラモ。このムッチリ感。宮崎駿を描くスーツの男らしさが申し分なく造形されている。みんな大好きラピュタのプラモを、接着剤不要のカジュアルなキットとしていることも好感が持てる。ただ、塗装したいと思うなら、パーツのポロリしやすい部位もあるので接着剤を流し込んでおいた方が吉かと。どうあれお勧めキットであること間違いなし! 今回、息子は大満足。私も汎用性高い(?)ムスカのフィギュアが手に入って大変嬉しい。

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