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最強の幻像なブラッドテンプル?/トライデトアル3159「もうひとつの星団史」の巻

 祝!連載40周年を迎えた『ファイブスター物語』。その連載開始の一年前、1985年のムック本『重戦機エルガイム2』には永野護氏によるファイブスター物語の原案といえるようなイラストや、あの年表まで収められておりました。なかでもブラッドテンプルはインパクト大。エルガイムとファイブスターの関係は詳しい人に譲るとして、今回はL.E.D.ミラージュのキットで、そのプロトタイプともいうべきブラッドテンプルを楽に作ろう作戦です。

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 キットは「ウェーブ1:100 増装備レッドミラージュ」原型は佐藤直樹氏。はじめはレジンキットだったものですが、もちろん手原型だったはずで改めてすごいなあ、と。頭部のカウンターウェイト無し、背負っているのかもしれませんが当時そう思わなかったのでリザーブユニット無し。細かい所が違うのですが気にしない。

 いわゆるモナカキットなのでランナー配置がいかにもプラモデル然としてて箱を開けた時に盛り上がる。もちろん接着剤必要、合わせ目消しもしなければですが、これって昔は「プラモから本物になる魔法の作業工程」だったのです。最近はそんなことしなくてもすごい完成品が組み上がりますが、未経験の方は一度モナカキットでお試し下さい。伝統工芸の職人みたいな気分になるし、うまくできたら結構いい気分(たまにやると楽しい。)。
 形はいじらず太ももの付け根と足首をジャンクパーツ(MGガンダムmk‐2多め)で延長しました。ポーズ固定、ベイル(盾)は手持ちの方がいい位置に来そうなのでジャンクに自作。腰の実剣は柄だけ使って光剣とします。

 リザーブユニットは今回不要でしたが何となく同時に組み立ててみました。平面的にランナーに収められているなんだかよくわからないパーツが、立体的なゴロンとしたかっこいい塊になってゆくさまはいかにもプラモを組み立てている楽しさを再認識!、でしたのでこっちも有りで。
 イラストの背景も付けたいけど、本体は一応ホンモノを目指して作ったので合わせるとおかしくなりそうだし、砂漠のジオラマを作るのもなんか違う気がして……。考えたあげく1:10スケールの「永野県 血十寺蔵 トライデトアル図屏風と1/10 ブラッドテンプル立像(妄想)」ということに落ち着きました。

 屏風はMDFという木質ボール紙的な3mm厚板製。黒塗装してから紙マスキングしたものにメタリックスプレーしゅぱ、が楽しかったです。月は銀箔貼りっぽく塗ったシャインシルバー。ああ、やっぱりモーターヘッド……じゃなくてヘビーメタルはカッコイイ!

 ブラッドテンプルからレッドミラージュ、そしてツァラトゥストラ・アプターブリンガーへ。40年の間にモーターヘッドはGTMに変換されまして二度おいしい状態で我々を楽しませてくれておりますが、この先果たしてどのような物語、人物、メカニックが登場するのでしょう。「人生は面白いほうがいいだろう?」ですよね。未読、未組立の方はぜひ。

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馬渕洋のプロフィール

馬渕 洋

52歳。年長フリーター、彫刻家、特殊工作人、BQ artist、邪道書家、から好きなものをお選び下さい。

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