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【レビュー】デジタル造形で蘇る特撮の魂!スーツらしさ満点の「PLAfig. ゴジラ(1999)」

 組み上がった姿は、まさに「中に人を感じるようなフォルム」。アオシマ文化教材社が送り出すゴジラプラモデル第2弾「PLAfig. ゴジラ(1999)」(『ゴジラ 2000 ミレニアム』に登場するゴジラ)は、第1弾とのゴジラ(2023)(『ゴジラ-1.0』に登場するゴジラ)とは異なったアプローチで生み出されています。

 上がゴジラ(1999)。下が第1弾のゴジラ(2023)。そもそもデザインが違うぞというところは置いておいて、この二つのゴジラの出自における決定的な違いは、「スーツ」か「CG」かということです。第1弾のゴジラ(2023)は、ゴジラをCGで表現した映画でした。それに対してゴジラ(1999)は、寄り用とアクション用の2種のスーツを用意して撮影された作品です。今回ご紹介する「ゴジラ(1999)」のプラモデルは、まさにそのスーツを参考に作られています。

 CGで生み出され、完全無欠にかっこいいバランスなゴジラ(2023)にはない、スーツ特有の弛み(このキットだと太ももの内側とかの弛みがめちゃくちゃセクシーです)や、スーツらしい表面のディテールというのをデジタル造形で追い込んでいく……怪獣特撮のアナログな部分に最先端のデジタル造形で突っ込んでいくという作り方がまず面白いのです。

 アオシマのゴジラプラモは、このように中に桁のようなブロックが入ります。このパーツに外皮パーツを接着していくことでゴジラの形になっていきます。まさにこれがスーツにおける「人」の役割を果たしているのです。

 パーツの接着は流し込み接着剤があれば問題無し。デジタル造形で作り上げられた原型と、現在の成型技術によって、パーツはピタピタと合います。

 目を頭部内のフレームと一緒に成型して、別パーツ化しています。目の塗装もしやすくなります。怪獣プラモの目を実際に塗ってみると結構難しかったので、怪獣プラモの目こそ、美少女プラモのようなタンポ印刷で表現されていると嬉しいなと思うのでした。

 アオシマオンラインショップで購入すると「熱戦再現用クリア成型背びれパーツ」が付属します。これ、「クリアーパーツを活かした塗装をするぞ」とか考えずに、貼るだけでもめちゃくちゃかっこいいです。試しに組んでみたら、通常の色よりも迫力がでて最高でした。ぜひアオシマオンラインショップで購入するのをオススメします。

 この表面のディテールの雰囲気が、本当にスーツらしくて最高です。かっこよさと柔らかさが共存したかっこいいゴジラ(1999)をプラモデルで楽しめる喜び。発売は2026年1月という最高のタイミングで、2026年のプラモ初めにもぴったりですね! ぜひ今から注文して、年明けから楽しいプラモライフを送ってください。

フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。

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