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思わずチョイ塗りしたらあっという間にフィギュアが可愛く仕上がる!/PLAMAXのミレーヌ・フレア・ジーナス

 「バサラとセットみたいなミレーヌが出るんだ。いちおう買っておくか」くらいのテンションで予約していた『PLAMAX minimum factory ミレーヌ・フレア・ジーナス』が届いた。熱気バサラに心を震わされている自分としては、ミレーヌは定食のお新香みたいな、付け合わせ的な存在だったのだ。だがしかし、箱の塗装見本を見て「あれ? ミレーヌってこんなに可愛かったっけ!?」と、急に見つめる姿勢が変化した。

 健康美がみなぎる抜群の造形もさることながら塗装見本ではレオタードがメタリックレッドに着色されており、ミレーヌの白い肌とのコントラストが眩しすぎて「この解釈、大変良いな!」と独り思わず声が出た。そう、アニメ劇中では赤いレオタードでしかないから。このクリティカルな塗装見本によって塗りたい欲が爆発したし、このキットシリーズが容易に塗装できるように設計されている事に気付かされた。

 はじまりは「水性アクリルマーカーでレオタードだけ塗るか」だった。愛用しているDSPIAEのマーカーのセットにメタリックレッドがあったので塗り始めるとあっという間に塗りきってしまった。1/20スケールのフィギュアは細かすぎる部位もなく、それでいて塗る面積なんてたかが知れているのでサクッと塗りきれる。

 ランナーにパーツをつけたままが塗りやすく、「ベルトくらい白く塗るか」からの「バックルも」「ギターのネックも」「謎の玉も」と塗装作業のカロリーの低さゆえついつい塗り足していった。今どきの水性塗料はスグ乾いていくので塗り足しては組んでいける。ただ、あくまでも多彩なプラ成形色を活かしつつ、部分塗りで塗装見本に寄せていく感じ。謎の玉の凸モールドにはネイル用のドットペンが活躍した。そしてハミ出しがあってもマジックリンで容易に拭き取れるので苦も無く進めていける。

 PLAMAX minimum factory の1/20フィギュアシリーズの肌色パーツは色合いがバツグンに良いので塗るのがもったいない。むしろプラスチックが持ち得る独特のツヤ感が塗装では得られない美肌風味があってとても良い。マジ美肌。塗るのも組むのもカジュアルに進んでいくなか、唯一緊張する工程が「瞳のデカール貼り」だ。それもグッスマのデカール軟着剤など優れたマテリアルを先に塗ってから水転写デカールを置き、塗装見本のミレーヌと見比べながら位置決めするばしっかり可愛いフェイスが仕上がる。それに予備の瞳デカールも用意されているので5回もやり直せるので安心。

 美脚のラインがバシッ!と決まるのはナイスなパーツ分割ゆえ! しかし本当にスグ完成した。夕食前に瞳デカールを貼っておいて部分塗りしながら組んでいくと、その日のうちにバッチリ可愛いミレーヌが造立するなんて嬉しすぎる。肌と髪はトップコートもせずプラ成形色のまんま。白と茶もプラ成形色で、他の部分塗りしたパーツと一緒に半光沢トップコートを吹いておいたら質感マシマシに。塗りムラもぜんぜん気にならない。

 ツールとマテリアルが手元にあったとはいえ、本当にあっという間に100点満点のミレーヌが仕上がって自画自賛がライジングしたのだが、これは「塗ること」「組むこと」に対しての配慮がつくされたキットゆえの結果だと考える。塗らなくても充分にカッコ良いし可愛いけれども、塗装する余地というか「塗る喜び」が用意されたキットだと思う。そこには超絶技巧を求めない「ちょっと塗ってみない?」という良い塩梅さがあった。ナイスプラモをしたら塗りたい気持ちがすっかり高まったので、バサラもチョイ部分塗りしてファイヤーボンバーをオンステージさせるぜ!

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