

結論です。ネイル用のドットペンが使えます。ドットペンというのはネイルアートで水玉とか花柄を描くときに同じ大きさの丸を描くための道具で、先端が丸く膨らんだ金属の棒が柄についたもの。先端をマニキュアに浸してから爪の上にビトっと押し当てると、マニキュアの表面張力によってキレイな丸が描けます。それをプラモにも応用するのだ。
まあ類似品は信じられないくらい売られているのがコスメの世界なので各自探検してください。じつはドットペンで丸を描くのはすごく難しい。何しろ先端の金属球の直径とマニキュア(塗料)の量によって挙動が結構変わります。塗料を付けすぎるとダバァ……って広がるし、直径が小さすぎると小さなドットにしかならないし、このへんはネイルアートの世界でも鍛錬を積んだ人が商売をやっているので買って練習してみて。この練習自体がおもしろいので……(筆じゃない道具で丸が描けるって結構驚きますよ)。

竈門炭治郎のゲートルの釦。キットでは銀色のシールが付いてますが、ここは丸い凸モールドなので塗ってみましょう。ドットペンの先端にシルバーの塗料を取って……垂直にピトッとくっつけます。

表面張力を使うのでちょっとポッテリ乗りますが、おかげで乾燥後にキレイなツヤありに仕上がるのがこのテクの好きなところ。表面張力の強い(ようはそれなりにトロッとした)瓶ナマ状態の塗料であれば凸モールドのフチで止まってくれます。平面だと同じ大きさの丸を描くのが難しいけど、「凸モールドで最強」と書いたのはそのため。
私がなんでこんなもんを常用しているかというと、飛行機模型のコクピット塗るのに調子が良いからです。コンソールやサイドパネルにちょこちょこーっとある凸モールドや計器の丸を筆で塗るとどうしても微妙になりがちだな〜と思っていたときに、「ドットペン使えるのでは……」となったのがきっかけ。

こういう丸いモールドの天面だけにキレイに色を乗せたいとき、筆よりも固いので狙い通りに置けるというのが気に入ってます。先端の球がかなり小さいものまで選べますので、使いたい場所によって大きさを選びましょうね。ちょっとした赤いスイッチとか軍服にある金色のボタンとか、案外「あ、ここで使えるな」というシーンに遭遇するので、「二軍の工具を入れておくところ」に隠し持っていると、値千金の思わぬ活躍をすることがありますよ!