

「絶版の噂で買ったスカイラインすぐ作ろう」の3回目はシャーシ。完成したら裏側だし塗装はスルーしようと思っていたのだけれど指定のままに色を置いていくのが面白い、思いのほか好奇心を満たしてくれるパートだったんだな。

銀色のランナーに収まっている部品はきっと実物も金属の色なんだと思っていたら、一番大きいシャーシ部品の塗装指定はボディと同じ鮮やかな青。ボディはプラスチックの色のまま塗らずに仕上げるって決めたというのに、シャーシを塗るために調色してエアブラシで吹いた。むしろなんで青成形じゃないんだ…と思いつつ、もしもこの工程で塗装支持も読まず組み進めていたら、裏側が青いことも知らないままだった。

そんなこんなで興が乗ってエンジン周りも説明書通りに色を乗せた。ガンプラでいうと内部フレームとかそんな位置づけの要素。因果が逆だな、スケールモデルのこういったチラリと見えたり、裏から見たら露出する箇所のメカ再現がガンプラをはじめとしたキャラクターメカに「上等なスケールモデルの様式」として取り入れられたんだな。そう考えると「強くて速いクルマ」とキャラクター視点でとらえていたスカイラインの「カッコいい内部メカ」として興味が湧いてくる。実際のメカ色って思ってるほどグレーがない…塗り進めていくなかでそんなことを思ったりしたよ。

サスペンションのコイルスプリングの色はメタリックブルー。この辺も車いじりする人には驚くようなことでもないらしいんだけど自分はさっぱりだったので新鮮だった。

上の写真の部品は全部筆塗りで1時間半くらい。「普段作らないカーモデルだからお気楽にしなきゃ完成しないよぅw」と言い聞かせて、本気でやるときはエアブラシ駆使します…なんて思っていたのだけれど実際に手を動かしてみたら今後「本気で」取り組むときもこのくらいの塩梅で仕上がるなら筆で塗っていいな…カーモデルのメカ部分塗るの思ったより全然めんどくさくないと思えたよ。案ずるより産むが易しといったところだね。

そうやってバラバラのまま部品を塗ったら、セメダインの「ハイグレード模型用」で接着する。この接着剤は塗料を溶かさないので、塗る箇所の塗料をはがしたりする必要もなければ、はみ出したところを指でこすってしまっても汚くなりにくい。
ひと昔前ならここまで部品を塗り揃えても、接着するときにプラセメントが塗料まで溶かして流れ落ちたり、はみ出したところを触って指紋だらけにしてしまったりして「やっぱりカーモデルは激ムズ、きれいに作れない!」ってなりがちだった。カーモデルに限らずスケールモデルに対する苦手意識の発生源みたいな行程だったんだよね

最初に青く塗ったシャーシ本体(?)にエンジンや配管を組付けていく。多層的に折り重なっていく瞬間にカタルシスがある。

塗り進めていて面食らったのはディフューザーの部品。実はこの部品、窓と同じ透明ランナーに配置されていて流石に塗らなきゃサマにならない。

塗って組んでいくと最後に驚かされるのがドア下周りのパネル。いきなりデザートイエローで塗る指定が現れる!全然想像もつかなかったな。レーシングカーの「シャーシの裏側」の一例がインストールされたよ。レースマシンはこういう景色を持っているのだな…この知識がこの先何かに生かされるかどうかはわからないけれど、塗り進めるとどこそこが何色でこんな景色が浮かび上がると知れて面白い。指示通りに手を動かしていくだけでもモチーフのことが知れるんだ。これってトリビアになりますかね?