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全長36cmの衝撃!ポジトロンスナイパーライフルを組んで味わう“ディテールの夏”/「海洋堂 アートプラ ARTPLA SCULPTURE WORKS エヴァンゲリオン初号機 『ヤシマ作戦』」レビュー

 どでかくて、ディテールの洪水を味わえる究極の武器模型。それが「海洋堂 アートプラ ARTPLA SCULPTURE WORKS エヴァンゲリオン初号機 『ヤシマ作戦』」の主役とも言える、大出力型第2次試作自走460mm陽電子砲(以下ポジトロンスナイパーライフル)です。完成すると全長約36cm!! その迫力をぜひあなたも味わってほしいのです。

 本キットは初号機よりも、ランナー数(パーツが繋がっている枠)、パーツ数ともに圧倒的に多いです。可動ギミックなどはないので、かなりユニットごとに大きく分割されたパーツがゴロゴロとランナーの中に収められているのも特徴的。

 ポジトロンスナイパーライフルを支える砲架のメインボディ。この起伏あるパーツが1パーツで力強くセットされています。太いランナーは樹脂の流れをスムーズにすることも可能なので、ゴリゴリにプラが流れ込みます。なので、これだけ複雑な形状のパーツも1パーツできれいに成型されています。

 こういった細かなディテールがそこかしこにあるので、パーツをカットする時にランナーを握るだけでも楽しいのです。まさに目が喜ぶ模型ってやつです。

 そしてパーツの合わせもピッタリ。軸や軸受、接着剤を塗る糊代がかなり大きいので、しっかりとパーツを接着できますよ。

 クローラーの履帯のこだわりもすごい! 部分分割履帯で、1枚1枚成型された履帯と、塊で成型された履帯を接着していきます。ここの接着もバチピタ。プラ成型によるシャープな履帯は、見事にポジトロンスナイパーライフルの足元を引き締めてくれるのです。

 完成! そして以前ご紹介した「ひっつき虫」を使えば、このようにバラバラにして塗装しやすくすることが可能です! ユニットごとにバラバラにして組んでいきたいという人は、説明書を先回りして、最後のユニット合体イラストを確認しましょう。そうするとバラせるイメージが湧くと思います。

 初号機との組み合わせもバッチリ! パーツ同士がずれてマリアージュできない! なんてことはありません。多くの人が、確実に『ヤシマ作戦』ができるように設計されています。特大! ハイディテール! 抜群のポージング。この3点を特濃で味わえる「海洋堂 アートプラ ARTPLA SCULPTURE WORKS エヴァンゲリオン初号機 『ヤシマ作戦』」は、夏休みにもぴったりのプラモデル。ぜひ今からゲットして、暑い夏を本キットで楽しんでください。それでは!

フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。

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