最新記事やプラモデル情報を毎日お届け!
follow on Xをフォロー!

記念日には当時のスター・ウォーズに想いを馳せて/古老のスノースピーダーのプラモデルに出会った話

 去る5月3日。映画とコミックの祭典「コミコン大阪2025」に行ってきました。今回は、そこで出会ったプラモデルの話です。ヴィンテージ感あふれるキットながら「スター・ウォーズらしさ」を徹底して追求しています。そのおかげで、当時の空気をまとった劇中メカの魅力とこだわりを深く味わえるプラモデルでした。

 コミコン(コミック・コンベンション)では、参加者全員から幸せオーラが出ています。その空気が好きで、ぼくは毎年参加しています。イベントでは、映画のプロップ展示やステージ、企業の物販コーナーのほかに、規模は小さめながら趣味性が濃いブースも多数。思いがけないグッズとの出会いがあるのも、魅力のひとつです。

 そんなブースの一角で偶然見つけたのが、mpc製スノースピーダーのプラモデル(AIRFIXブランドで発売されていたビンテージアイテム)。1980年公開の映画「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」冒頭で敵の大型兵器を転倒させる大活躍を見せた、ファンには思い入れの強いメカの一つです。このキットは映画公開当時に発売されたもので、それだけ作品の人気があったことがうかがえます。しかも、ぼくがイベントに行った翌日、5月4日は「スター・ウォーズの日」(映画の有名なセリフ「May the Force Be With You」から制定されました)。これはもう運命……いや、フォースの導きに違いない! と、迷わず購入しました。

 さっそく開封してパーツを眺めると、まず目を引くのがパイロット。これは味がある造形!パッケージには「Luke Skywalker’s〜」とありますから、どっちかが主人公ルークで、もう一方が相棒のダックなのでしょう。君たち、双子だったっけ?
 そして、組み立てながら感じるのは「スター・ウォーズらしさ」の追求です。かつてSFメカといえば、ツルツル・キラキラ・流線形な未来的デザインというのが主流でした。そんな中、スター・ウォーズは、あえて現実感のある、汚れやごちゃごちゃした内部構造を見せるデザインで一石を投じた存在。その「らしさ」を精一杯表現しようとする熱意が、キットの随所から感じ取れます。

 特に感心したのが、エアブレーキパーツを可動式にして、内部メカを組んだ後も覗ける仕様にしている点。劇中でもスノースピーダーが減速する際にエアブレーキがパカパカと動いていました。わざわざパーツを分割してまで、内部構造が見えるように工夫されているのです。メーカーの「ごちゃごちゃした中身が見えた方が、スター・ウォーズのメカでしょ!」というこだわりが伝わってきました。そのとおりです。ありがとう! かつてのスタッフさん!

 歴代シリーズ作品の中でも一二を争う人気作品「帝国の逆襲」の公開から45年が経とうとしています。当時の少年たち(そして大人たち)を夢中にさせたキットを作りながら、当時に思いを馳せる。そんな素敵な時間を過ごせるプラモデルでした。もしどこかで出会ったらそれはフォースの導き。是非とも手に取ってください!

ひぃのプロフィール

ひぃ

1993年生まれ 兵庫県在住の地方公務員
プラモデルのほかにボードゲームやTVゲームも大好き
さらにキャンプにも行くような多趣味な人間です
友人2人で色んな雑談をするラジオ「まかないラジオ」を
YouTubeで毎週水曜日18時から配信中!

関連記事