

ソワソワしながら予約をしてキョロキョロ模型店を歩き、いくつも愛を持っていてあちこちにバラまいて気が付けばプラモを積んでいる人生を送っています。そしてここにあるのはマックスファクトリーさんのラムちゃんです。ラムちゃんの喋りを聞いて方言キャラに目覚めた人も多いでしょう。僕もです。
箱を見ていただければわかるようにデザインのベースは令和版アニメのデザインを踏襲しています。この時代に4クールやっていただけるのは本当に良かったですね。新しいキャストの皆さんも大変魅力的でした。いかん、プラモから話が離れていく。

いやもう、いきなり顔がいい。顔が良すぎる。顔だけでラムちゃんだと分かってしまいますね。タンポ印刷の目がとても美しい。そして口。舌と歯が別パーツ。ラムちゃんの尖った歯で八重歯とか犬歯のキャラに目覚めた人も多いでしょう。僕もです。


次に目を引くのは塗装済みの虎柄パーツ。虎柄ビキニと虎柄ブーツで空飛んでいればもうラムちゃんといっていいほど、象徴的な部分であると思います。ここを塗装済みパーツにしてくれること、もうどうなってもこのプラモがラムちゃんになることは保証されたようなものです。そして驚きの1パーツのブーツ。このブーツは台座とラムちゃんのボディをつなぐいわば支柱の役割を果たす部分。1パーツにすることで見事に強度の問題を解決しています。加えてこの紐。これもまたラムちゃんのビキニの魅力の一端と言えるでしょうが、ほっそい別パーツにてのご案内。楽しみです。

身体ランナーはもう見ただけでドキドキします。左手からデコルテを通って右手までのパーツ。右手から肩甲骨を通って左手までのパーツ。ここを分割してなるものかという気組を感じます。分割線を見れば表現を大事にしたい線も見えてきます。浮いているからこその曲げた背中のライン。うーむ、ドキドキするランナーオブジイヤー。

古来より、「手を前にして飛べばスーパーマン、後ろにして飛べばラムちゃん」と言われてきましたが(きてない)、手を後ろにやって胸を張るラムちゃんの姿が浮かんでくる素晴らしいランナーと言えましょう。

いきなり顔です。クライマックス。顔だけで完璧だったところに、舌と歯が合わさる。このために舌と歯は部分塗装を施しているわけです。完璧。歯の出具合完璧じゃないですか。この顔面はすばらしいですねぇ。原型は美少女フィギュア界の巨匠、智恵理氏。氏のラムちゃんを作っているという感動がこの顔を作っているとふつふつと湧いてきます。令和版のツリ目でもなくたれ目でもない絶妙なラインのお顔。

顔の次は髪です。パーツをこつこつ重ねて積み上げていく構成ですね。大きなまとまりが何個もあるのがラムちゃんの浮遊感を示しています。正直なところ組んで行くとちょっぴり合わせ目が気になりますね。髪の毛はなめらかだと嬉しいので。とりあえず接着剤を多めにつかったり、薄切りのランナーの切れ端を挟み込んだりで簡単に組んで行きましょう。

さあ次から体です。肌虎肌虎肌虎の夢のミルフィーユ。腕から背中、お腹のラインが本当に美しいです。へそと腹筋が素晴らしい。身体だけでも伝わる浮遊感。走るでも飛んでいるでもない、浮いているからこそのポージングが光ります。虎柄の女性が浮かんでいたらもう大体ラムちゃんですからね。そして台座とつながるブーツ、太もも。1パーツのブーツががっしりと支えてくれています。そしてこのキットのいちばんのみどころは……次の記事でお伝えしましょう。