プラモでわちゃわちゃ、暴力のフルコース。/マスターボックス「戦利品は渡さない!」

▲プラモデルの箱に暴力が入っています。

 大手家電量販店のおもちゃ売り場で、なんとなくプラモを眺めるのが大好きです。そこでふと一つのプラモと目が合いました。もちろんおもちゃに目があるわけではないのですが、そうとしか言いようのない、一瞬で心を奪われてしまうときめく出会いがそこにありました。

▲分割された暴力です。

 ウェルカムトゥディスクレイジータイム。下着屋さんの螺旋階段で突如始まる暴力。破壊されるマネキン!時はまさに世紀末!

 情報量の多いパッケージアートがあまりにも良すぎています。リボン付きのラブリーな髑髏がトレードマーク!スカルクランのニューアマゾネス達が、盗みに入ったランジェリー店でかわいい下着を巡って小競り合いを始めたようです。仲間同士の争いなのに、鞭で首を絞めたり、鎌で襲いかかるガチっぷり。お前の命とブラジャーを寄越せ!

▲パッケージでは鎌だったんですけど、実際の製品ではハンマーのようです。どちらにしても殺意です。
▲バイオレンスの活け造り、完成です!  カッコいい〜!すごく楽しい!!
▲早速チーム分けを変えたりして遊んでます。何をやっても仲間割れですが。
▲ムチで首を絞められて大ピンチというシチュエーションです。しかしその右手は必死でナイフを掴もうとしています。決してあきらめない強い心のネキですね。

 組み上げてみると、生き生きと繰り広げられている蛮行の様子が伝わってきます。パッケージイラストにはない銃もボーナスパーツで付いてきました。この世界観には必需品ですね!超嬉しいですね!世紀末なめたら死にますよあなた!! あと、ハンマーネキの髪の毛は接着が難しかったので付けませんでしたが、スキンヘッドという事にしました。プラモと世紀末は自由です。

 それにしても、みんな服はそれなりに好きなものを着てそうなのに、何故下着を巡って殺し合いなのでしょうか。これを考えてたらもう1時間くらいすっ飛んでいました。

 自分なりの考えですが、ニューアマゾネス達が欲しいものはシルクの下着なのかもしれません。砂漠化して人類が滅びかけていると思われるこの世界では、とてもお蚕さまは育たないのでしょう。

 勝負下着を手に入れろ! 養蚕業が滅びたこの世界で…。

森砂季
森砂季

模型の挫折を繰り返したのち、ウォーハンマーとの出会いでアクリル筆塗りの手軽さと楽しさに目覚めたペインター。
サイズが小さめなプラモとガレージキットが好き。