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花金だ!仕事帰りに買うプラモ。その存在はまるで航空自衛隊のガンダム。「ファインモールド 航空自衛隊 F-2B 飛行開発実験団 101号機」レビュー

 週末の模型ライフが楽しくなっちゃうプラモを、フミテシの独断と偏見でお届けする「花金プラモ」。今週は、先日開催された「全日本模型ホビーショー」で完全新作の零戦が話題となったファインモールドから、「1/72 航空機シリーズ 航空自衛隊 F-2B 飛行開発実験団 101号機」をご紹介します。限定キットですが店頭などでまだ見ますので、ぜひともあるうちに買ってください!

 ファインモールドのF-2キットの凄さは、ぜひ過去のnippperの記事を読んでください。今回ご紹介するキットは、通常版から成型色の変更と一部パーツを追加したものとなっています。

 この機体はF-2の試作機。航空自衛隊において、航空機並びにミサイルなどの航空装備品に対する試験/評価などを実施する飛行開発実験団(岐阜県岐阜基地)に編入され様々なテストを実施しました。単座型のA型、複座型のB型それぞれ2機、合計4機が各種テスト用で配備されたのです。そのカラーリングと、量産のために様々な試験を行う機体なので、まるでガンダムとも言えるような飛行機なのです。

 箱を開けるとパーツの白さにびっくり! 純白のF-2を堪能できます。透け感も無い綺麗な白なので、そのまま組んでもとてもかっこいいです。 キットは複座型の1機目をモデル化したものになります。

 さらに特徴的な白・赤・青のカラーもデカールと成型色で楽しめる仕様になっています。色もまるでガンダムですね〜。

 またファインモールドのプラモデルはディテールが本当に美しいので、刺身(塗らずに組むだけの状態)で味わったり、好きな色1色だけ塗って楽しむのにとても向いています。写真のファントムはセルリアンブルーだけで塗ってnippperのデカールを貼りました。

 で、このキットの特徴的なパーツがこの「Pランナー」(ランナーとはプラモのパーツが収まっている枠のこと)。こちらはスピン特性の試験中に失速して、スピン(きりもみ)によって回復不能な状態になった場合(『トップ・ガン』を観よう!)に用いられる「ドラッグシュート」を取り付けるためのパーツで、機体後部に装備されます。

 激しい試験における緊急事態に対処するためのスペシャル装備をつけたナイスヒップは、この飛行機ならではの魅力なのです。試験が終了した今でも、この装備は残されたままとなっているそうです(本機は今でも新開発のレーダーやミサイルなどの搭載・運用試験を続けています)。

 そしてもう一つのお楽しみがこちら。この飛行機、実機が武装テストを行なっているので、自衛隊機ではあまりみない、武装をガンガン吊るした姿で作れます(ミサイルは別売り)。スマートなかっこよさと、迫力あるマッチョな姿の両方を楽しめちゃうのです! 嬉しいですね〜〜。

 F-2開発のために様々なテストに耐え、今なお飛行開発実験団において新開発のレーダーやミサイルなどの搭載運用試験を続けるスペシャルな飛行機を、ファインモールドの良質なプラモで味わえる喜び! 僕的には一切塗らずに、この白い状態で精密なディテールを眺める楽しみをオススメしたいです。この週末は、キットの美しさとテスト機のドラマ性でワクワクしちゃってください! それでは〜〜。

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フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。

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