
ファインモールドのF-2シリーズは、組み立てやすさやそのシャープさですごいキットとしておなじみです。単座のA型、複座のB型と2種類発売されていて、さまざまなバリエーション展開がありましたが、今回新たに発売されたのが「コクピットに座るパイロット」のプラパーツが入ったセットになります。そんな最高のオプションパーツであるパイロットをピックアップします。

こちらが本キットの主役とも言えるパイロットパーツ。ファインモールドのオプションパーツではおなじみのガードつきのランナーに、こまごまとパーツが付属しています。

パイロットの頭部は2種類入っています。1980年代に使われたタイプのヘルメット、バイザーを降ろすタイプのものとマスクを装備したパーツがひとつめ。そしてJHMCSを装着したタイプ、まさに今導入が進んでいるヘルメットです。それまでのミサイルは機体前に相手を捉えて発射するものでしたが、このJHMCSなら敵機を頭で捉えることができ、並走していてもお互いに機動をしていてもロックオンができるスゴい装備。このヘルメットをつけるならAAM-5を一緒につけましょう。

腕がなぜ3つ!? その理由は、右腕のポジション違いにあります。F-2のようなサイドスティック式にも、F-15のように機体中央の操縦桿を握るスタイルにも対応できるよう、右腕パーツが複数用意されているのです。
取り付ける腕を選ぶだけで、パイロットの右腕が体の横に来るのか、正面に来るのかが変わる。つまりこのパイロットパーツひとつで、F-15、F-2、そしておそらくF-35まで、航空自衛隊の現用戦闘機に幅広く対応できるというわけです。細かなパーツ分けですが、現用機模型を楽しむ人にとってはかなりありがたい仕様です。

じつはこのパイロットのパーツ、設計や製造はあのタミヤであります。F-4に続き駆けつけたタミヤがファインモールドとジョイント。言われてみればディテールなどにタミヤの3Dスキャンの威力を感じる……? このパイロットが搭乗することで、より航空機はそのサイズ感がわかったり、生きている感じを演出することができます。ミサイルとヘルメットを合わせて自分の好む時代を再現するのも楽しいでしょう。複座型のF-2Bでは2人分のパイロットがもちろん入っているので、ちょっとお得。最高のオプションパーツ入りのキットを、ぜひ揃えてくださいね。