

タミヤの戦車模型「ミリタリーミニチュアシリーズ」(以下MM)と言えば、やっぱりアニキ! 戦車のパーツもすごいけど、戦車に添える「フィギュアのパーツ」もとんでもなくすごいのです!!
今回のレオパルト2A7Vでも、イケてるアニキがついてきます。シンプルで奥が深いMMのフィギュアを見ていきましょう。戦車に付属するフィギュアはハッチやキューポラから頭や身体を出していることが多く、おおむね膝上~バストアップで造形されます。本作も股間から上になっていて、戦車兵のツナギがよくわかります。こうした車輌の装備は耐火性があって、めくれて肌が出ないようなツナギが採用されていることが多いんですね。余計な装飾もないので、脱出のときに狭いところで引っ掛けにくい。腰までの造形だとだとツナギだとわからないので、股下まで作っているのではないでしょうか。

ぐっと顎に力の入った表情。漫画の表紙みたいな、いい表情をしていますね。同じ顔でふたつ頭があるのは、儀礼系のベレー帽と、激しい機動のためのヘルメットをかぶった2パターン。ヘルメットはヘッドホンの耳部分がカットされたタイプで、これまた各国で戦車系の乗員がよく装備するものですね。

ベレー帽ならツナギの前後、左右の腕、頭を合わせればあっという間に完成します。ちっちゃいけどめっちゃ精緻。実際の人を3Dスキャンして得たデータを元に造形されるタミヤのフィギュアは、本物のようなキレイなシワと、プラモになった時のかっこよさを意識した立体感を両取りした最高のスタイルになっています。

腕組みのピッタリさがよくわかるのが下からのぞいたとき。砲塔にフィットするように、平たくなっているのですが、左右の腕の位置がズレないように凹凸が組み合わさっているのがよく見えます。

車長アニキ! 撮影すると本当にスケール感がわからなくなる造形のスゴさ。こちらも車体へのフィットのために左腕の下がぺたんこですが、本当にぴったりフィットするんです。

ということで車体に乗せてみると、見事にピッタリ。車輌の前を向くのが本来の方式なんですが、こうして車長用ディスプレイと合わせても具合が良いのもいいですね。隣のローダーと一緒に相談、なんて感じの佇まいになります。

ヘルメットバージョンで、もう一枚。車輌との一体感、そして顔の精悍さ、シブすぎるアニキたち。成形色の緑もあいまって、このままでも彫刻作品のようだあ……! セットにすると、ミリタリーミニチュアのもうひとつの魂が輝きます! この景色、ぜひ堪能してください。それでは〜。