

あなたは特別な戦車プラモデルの体験をする。スケールモデルの王様タミヤが魅せるレオパルド2A7V!!
現在、世界最強戦車のひとつとしてみられている「レオパルド2」の最新の姿をプラモデルでこれでもかと楽しめる時がやってきました! タミヤが完全新規金型によって満を持して送り出す「タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.387 ドイツ連邦 主力戦車 レオパルト2 A7V」です!!
この戦車プラモを組むだけで、戦車模型のプレイヤースキルがモリモリ上がる! 初めて戦車模型を作る人も初手から最高の体験の連続を味わえる内容になっています。まさに「戦車模型のマスターグレード」なのです。その理由を今回は各パーツを見ながらチェックしていきましょう!!

そもそも「タミヤが新しい戦車を出します」というアナウンスは、戦車模型界にとって特大の花火であり、お祭りの合図であります。まして最新の戦車、「ドイツ戦車 レオパルド2A7V」だというのだから、自然と鼻息が荒くなります。パッケージイラストを見ると、ウェザリングコミで描かれたレオパルドの雄姿。「NATOブラックカラーが砲身ではグレーになっているの、光がよすぎるでしょう……!」。白地のパッケージなのに、そこに地面や空気感を感じさせる……自然とモデラー目線になってしまうパッケージイラストも最高なのです。また厚みが9.4cmと、いつものMMサイズの1.5倍あります(ティーガー1は7cmでした)。とにかく分厚いです。


前のバージョンのレオパルド2A6と同じパーツはひとつとしてなく、持っているならなおのこと最新作で戦車模型の縦深をさらに知ることができるでしょう……! そしてパーツの彫刻レベルがこれまでよりもさらにひとランクアップしたと思わせてくれます。
ふくらみの回りにびっしり彫られたモールド、上面に配された滑り止めのザラザラ、そして別パーツのようなハッチのスジの深さ、溶接部分のちょっとした盛り上がり……。ディテールの氾濫に、ランナーを見て回るだけでまず楽しみがあふれます。

エンジン冷却空気取り入れ口のモールド、CPUファンのカバーみたい……。フチの部分は頭が四角いけど、中央部分は丸みを帯びている、枠と軸の違いを地味に拾っている、サラッと当たり前のこととしてやるのがステキ。

転輪の内側のカーブもうまく取っています。軌道輪のパーツ、歯の厚みの管理もいいですね。大小の凹みモールドが上側にふたつあるんですが、これ実物もふたつあるんですよ。

クサビ装甲の裏側です。組んだらほとんど見ない部分ですが、六角形のボルトはいいとして、突起が丸いものと四角いものがあるんですよ。彫刻がことごとく丹念で、実物もそうなんだろうなという気にさせてくれます。

こちら防水シートとそれを縛るベルトですが、畳まれたシワとベルトで縛られて盛り上がった感じが本当に見事です。

いっぱいパーツがついたランナーの中央に、しれっといるのがエッチングパーツ加工用の治具。バスタブのような型にエッチングパーツを挟んで、ちょうどいい曲げ角度にします。

治具をつかうのはバスケットの1と2。これを治具でプレスしてバスケットを作る体験。絶対に楽しいです。そしてエンジン冷却口の網ももちろんついてきます。CPUファンと焼き肉の網……のようですね……。

デカールのほかに、マスキング用のシールもついてきます。センサーや照準器、ペリスコープ、ライトや果てはウインカーまでがクリアーパーツになる現用戦車ではこのサービスはありがたいですね。

カラーの塗装指示がうれしい解説書。裏側は実車のことをたっぷりおしえてくれます。A6からA7Vへの20年、紆余曲折があったのですね……。ところでこのカラーガイド、超偉いんですよ。砲塔の下を見せてくれています。5面にさらにプラスして、迷彩塗装で迷うことがないようにしてくれています!

履帯はストレート部分とカーブ部分を分けています。すべてを組ませるとなかなか大変なのが履帯ですが、大半はセットになっている安心感。じつは履帯にはさらなる秘密があって……まだまだ話したいけど、そこは組み立てながら説明していきましょう!

今回はパーツを眺めてみましたが、全体を通してレオパルド2は組みやすさに配慮しつつ、エッチングパーツで金属の使い方を、履帯で現用戦車の履板とダブルピン構成の組み方を僕たちに教えてくれる構成になっています。次回からそれらの面白さをピックアップして、本キットのさらなる魅力をお届けします。
レオパルド2A7Vのプラモは、現用戦車最新の姿を知りつつ、現代1/35AFV事情を知るアイテムでもああると言えます。この特別な体験を、AFVモデラーだけが食べてのは実にもったいないですね。楔形の砲塔も最高にカッコイイことですし、上質なAFVモデルのマスターグレードで全モデラー楽しんでいきましょう!!