最新記事やプラモデル情報を毎日お届け!
follow on Xをフォロー!

金属パーツ加工の成功体験をゲットしよう!「タミヤ ドイツ連邦 主力戦車 レオパルト2 A7V」

 タミヤの最新戦車プラモ「1/35 ドイツ連邦 主力戦車 レオパルト2 A7V」。このプラモ、プラスチックのパーツでも超精密なのに、さらにその向こう側へ行ける金属製の「エッチングパーツ」もセットされています。プラスチックの成型では強度不足になったり、厚みが出てしまう部分を、金属パーツでよりシャープにするという手法がプラモデルの世界にはあります。その代表が「エッチングパーツ」と呼ばれるものです。上の写真がレオパルト2 A7Vにセットされるエッチングパーツです。

 このエッチングパーツで作る「バスケット」の組み立てが本当に楽しいので、ピクアップしてお届けします! 最高級のカゴを作るぞ〜〜!! 早速エッチングパーツを切り出してみましょう。

 プラモのパーツのように、金属の板にパーツが小さな金属ゲートで繋がっています。このゲート部分をカットして、パーツを板から外します。この切り出しには、デザインナイフやアートナイフが適しています。刃がこぼれるので定期的に交換になりますが、これが一番シートを曲げずにカットできます。またカットする際は木の板など固いもの上でカットすると、変形も少なく綺麗に切り出せます。

 そして、多くの人に最高のカゴを届けてくれるのがこの「治具」です。戦車模型のパーツの中に、カレールーのパックみたいな形状のプラスチックがセットされています。これを使用するだけで、絶妙なカーブもバッチリでます。

 カットしたエッチングパーツを、治具のひとつにセット。多少力をかけて、パーツを治具に添わせます。

 その上からもうひとつの治具をかぶせます! エッチングパーツが反発するので、ゆっくり押し込んでふたつの治具がピッタリ合わせましょう。まるでプレス成型! ちょっとした工場気分を味わえます。

 開封すればこのとおり! かつては各々がちょうどよい丸棒などを使っていい感じに曲げます……という超ファジーな技術でエッチングパーツのカーブを表現したものです。しかしこのレオパルト2 A7Vのプラモは、「かぶせるだけ」という手法で、誰でも綺麗な形状を手に入れられるようにしたという超ありがたいものなのです。

 あとは瞬間接着剤をパーツに塗って、しっかり接着しましょう。

 もうひとつのエッチングパーツ曲げ部分は、フレームに板(ニッパーでカットしている板がそれです)がつけてあり、ガイドにして曲げたあとで板を切るという手法。今度はかぶせるパーツがないので、力のかけ方を覚えましょう。

 かくしてちょっとだけ難しい金属パーツの加工を少しずつステップアップで体験できるのがこのキットのいいところ。他の戦車プラモデルでもエッチングパーツが出てきても、レオパルト2A 7Vで習ったところだ……! となり、あなたはきっと成功するでしょう。

 履帯といい、エッチングパーツといい、ちょっとだけ難しい局面を回答しやすく出してくれる、レオパルト2A 7V。組み立ての随所にプレイヤースキル向上のポイントがあるのが本当にすごいところです。金属パーツを攻略すれば完成はもうすぐ! さらに進んでいきましょう!!

けんたろうのプロフィール

けんたろう

各模型誌で笑顔を振りまくフォトジェニックライター。どんな模型もするする食べちゃうやんちゃなお兄さんで、工具&マテリアルにも詳しい。コメダ珈琲が大好き。

関連記事