人類史において最強戦車を生み出してきたドイツ。その流れは第二次世界大戦の敗戦でも途切れることはなく、世界最強の1角と呼ばれるレオパルト2を送り出しています。そのかっこよさを思う存分味わえるのが「タミヤ ミリタリーミニチュア No.271 ドイツ連邦軍 主力戦車 レオパルト2 A6」です。
現在はドイツ連邦軍仕様と、限定商品としてウクライナに供与するレオパルト2をイメージしたキットが発売中です。キットは2000年に発売された「レオパルト2 A5」をベースに、主砲に55口径120mm滑空砲を装備して攻撃能力を向上させた「A6」の姿を立体化しています。「A5」発売時にはタミヤ アクリル塗料で「NATO迷彩色」も同時に発売。タミヤのレオパルトは、塗料ラインナップにも影響を与えた重要なキットなのです。
このキットを買ってくるとレオパルト2 A6が欧州の王者であるとわかるテキストも読めます。またA6のイラスト付き解説を読むことによって、目の前にあるパーツの解像度が自ずと上がって見えるようになります。実際の履帯に装着されているゴムパッドの交換時間とかちょっとびっくりしますよ。
現用戦車のプラモは、SFメカもびっくりのディテールや迫力あるパーツを手に取れます。レオパルト2 A6にはリベットや滑り止め、増加装甲と美味しいパーツが目白押し!! 組む前から楽しさ全開です。
そしてこのプラモ最大の特徴が「どのパーツもでかい」にあります。そのためダイナミックに組み立てられるので、組む工程が超楽しいのです。次回、砲塔や車体を組みながら、本プラモの楽しい組み立て工程をご紹介していきます。アメリカのエイブラムスと並んで、世界最強戦車の1角を占めるレオパルト2 A6。ぜひゲットして、一緒に組んでいきましょう!!
1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)