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全人類がアマプラの『ブルーエンジェルス』を見てプラモデルを買わなければならないという警告に近いオススメの話

 Amazon Prime Videoのオリジナル映画『ブルーエンジェルス』を観ましょう。Amazon Primeに入っていない人はいますぐ入って見るべき超ヤバドキュメンタリー映像です。私は視聴中に3回くらい謎の涙を流しました。

監督:Paul Crowder, プロデュース:Glen Powell, プロデュース:Sean Stuart, プロデュース:Glen Zipper, プロデュース:Mark Monroe, プロデュース:Hannah Minghella, プロデュース:J.J. Abrams, 出演:Brian Kesserling, 出演:Amanda Lee, 出演:Greg Wooldridge

 本映像の製作はグレン・パウエル(『トップガン マーヴェリック』のハングマン役!)とJ・J・エイブラムスで、人間も飛行機も全編リアルガチの本物。米海軍のトップパイロットのみが入隊を許されるアクロバットチームの超次元的精神と肉体、そして鬼かっこよすぎるブルーの飛行機の躍動するさまが存分に味わえます。そして観たあとあなたは確実に「ブルーエンジェルスの模型がほしい!今すぐに!」という心の叫びに耳を傾けることになります。

 そんな気持ちにドンピシャで答えてくれるのがプラッツの「F/A-18E スーパーホーネット」です。1/144スケールという手のひらサイズの縮尺で、なんと2機入り。このタイミングで定価で手に入れられる販売店はちょっと限られるようなので、プラッツさんは再販したほうがいいと思います……というか、これはいつでもどこでも買えるプラモデルとしてマジで定番化してほしいッ!

 キットに入っているプラモデルはドラゴンという会社のもので、プラッツはデカールや説明書、パッケージをブルーエンジェルス仕様にしているという寸法でございまして、その出来については下の記事に詳しいです(丸投げ)。

 正直言って何も考えずにビシバシ組めるかと言うと少々スキルを要する感じではあるのですが、ブルーエンジェルスはそもそもタンクやミサイルを装備していないし飛んでいる姿が最強にかっこいいので、飛行機をすっぴんで作れば実物通りってのがマジで素晴らしいんだ!

 ちまちましたパーツは全部スキップして、一体化された(開状態にするには自分で切り離す必要がある)脚収納庫の扉もそのままバシンとフタにしてしまえるのが気持ち良すぎる。この強烈なスピード感は映像とシンクロして「オレもブルーエンジェルスの一員だ!」と興奮します。

 あまりうまくできなかったら反省を活かして2周目にチャレンジできるのも2個入りキットのいいところ。デブリーフィングを入念に行い、よりタイトなフォーメーションを目指してチーム全員が目をつぶって脳内で編隊飛行をシンクロさせるシーンを思い出しましょう。組んでいてちょっと難しいところがあっても、入隊後の訓練でバキバキに失神するエリートパイロットを思えば何も怖くない!

 己の完成でブルーの塗料を練り上げ、爆裂スピードで吹き付ければそこにはブルーエンジェルスの姿が。飛行機組んで全身真っ青に塗れば正解って、マジ最高……。

 同梱のデカールはイタリアの名門カルトグラフ製。1番機から6番機まで選んで再現できる……といわれても6個は作らないし(いや、作りたいんだが!?)、そもそも「アクロバットチームのどの番号に興奮するか」みたいなこと、いままで考えたこともなかったんだけど、Amazonの『ブルーエンジェルス』を観たあとでは「うおおお、この機体にはこの人が乗っているのか!」と解像度と愛着が爆上がり。いっぱいいてナンボ、見た目同じな量産型ザクなのか、「ククルス・ドアンが乗っていたあの機体」なのかで話が違ってくるじゃん!? ガンダムに例えないと気がすまないじゃん!?

 そしてさあ、このキットの塗装指示のページには「2021年」って書いてあるんだけど、3番機パイロットの名前をガーッとクローズアップするとそこには「Lt Amanda Lee」の文字が!これはもう観ている人が「かっこえええええええええええええ」って叫ぶ映像後半の”あの流れ”を一気に思い出させるめちゃくちゃニクいチョイスなんですよ奥さんやっぱりこのキットレビューはAmazonで映像を観てからじゃないとわからないですね観てくださいね。

 いやまあぶっちゃけ飛行機の部分を組むだけならドイツレベル製の1/144モデルのほうがパーツ分割がシンプルなのですが(ということでさっきひとつ発注しました)、とにかくブルーエンジェルスのプラモデルを作って大興奮したいという我々にとってはまずプラッツのキットがファーストオプションになり、まず手元にデカールがある状態で「さあどうする!」と考えればOK。ハセガワからも定番品として発売されてほしいしもう1/48とか1/32でもドンと来いですよこちとら。

 アクロバットチームは全機揃えないとなんだか盛り上がらん気がする〜とか思っていた時代は終わり。これからは箱推しじゃなくて単推しも余裕。パイロットひとりひとりの奮闘もすごいし、『トップガン マーヴェリック』でマーヴェリック(っつうかトム・クルーズ)が搭乗したあの機体もいまじゃ青く塗装されてブルーエンジェルスに編入されてるんですよ知ってました?  ……ということで、本当にマジでめちゃくちゃに素晴らしい映像でプラモデルがバキバキに欲しくなり、さらに戦闘機模型のなかでもいちばんすばやく欲しい仕様/塗装で手にできる……という、タイパコスパともに無駄がなさすぎる「来た見た勝った」をあなたも体感しまくってください。オレはこれからデカールを貼る!さあ、総員『ブルーエンジェルス』を観れ!

監督:Paul Crowder, プロデュース:Glen Powell, プロデュース:Sean Stuart, プロデュース:Glen Zipper, プロデュース:Mark Monroe, プロデュース:Hannah Minghella, プロデュース:J.J. Abrams, 出演:Brian Kesserling, 出演:Amanda Lee, 出演:Greg Wooldridge
ドイツレベル(Revell)
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追記/グランドシネマサンシャイン池袋でIMAXレーザーGTでのイベント上映が決定!これもマジで絶対に行くぞ……

からぱたのプロフィール

からぱた/nippper.com 編集長

模型誌の編集者やメーカーの企画マンを本業としてきた1982年生まれ。 巨大な写真のブログ『超音速備忘録』https://wivern.exblog.jp の中の人。

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