

私が人生でいちばんハマったビデオゲームが、名作『メタルギアソリッドV ファントム・ペイン(以下/MGSV)』。伝説の傭兵スネークとなって戦場で汚れ仕事をこなすステルスゲームである。大好きなゲームなので何かグッズを机に飾っておきたいのだが、どれも品薄or高額orデカすぎるので、なかなか手に入らない。

ちょっと前、ふとタミヤの1/48 P-51マスタング&ジープセットを見かけて買っていた。ん?このジープをゲーム内で使ってる四駆っぽく作れば、MGSVの立体物を手軽に手元に置けるのでは?という訳で熱が冷めないうちに早速行動に移すぜ(今回マスタングはお留守番)!
ランナーは二枚。パーツが細かいけど数は少なめなのでギリ頑張れる。なお今回は目立たないところは適当にやってサクッと仕上げます。適度な手抜きも大事。

まず、ゲーム内でスクリーンショットを撮って資料を集める。このゲームでは鹵獲した車両を自分好みのスキンに変えて乗り回せるのだ。現在使ってるスキンは爽やかな青白のスプリッター迷彩。ちょっと『ガンダム・センチネル』っぽくておしゃれ。
次にボディを接着し、イージーペインターで白いサーフェイサー(下地塗料)を塗り、その上から濃淡二色の青を重ねた。マスキングは大雑把でも十分だし、別になしで塗ってもいい(ここ大事)。薄い青はガイアノーツのミリオンブルー。濃い青はそいつにウルトラマリンブルーを少量加えたもの。綺麗に発色するのでぜひ試してほしい(普通のクリアブルーでもヨシ!)。プレイ中は気づかなかったが、意外と白面積が少ない。今まで500時間プレイしたが、立体化して初めて気づいた情報だ。

そこにゆる~く筆塗りしたフレームやシートを瞬間接着剤で貼り付ける。3Dモデルと絶対的な形状こそ違うものの、少しずつゲームで見慣れた姿に近づいていく。キミ、端末で呼ぶと空から降ってくるよね?
最後に軽い筆塗り&ウェザリング(汚し塗装)。ダイアモンド・ドッグスのマークを小さく描き、Mr.ウェザリングカラーのホワイトダストを全体に薄く重ねた。本作は時代錯誤なSF兵器も少なからず登場するが、砂埃っぽい汚しを一様に施すことで80年代の戦場にうまく溶け込ませている。この汚しこそがこのゲームの空気の肝なのかもしれない。

完成!すんご。電子上の存在だった愛車がいま目の前にいる。いないはずの1/48スネークまで見えてきた。全長7センチ程度のほぼミニカーみたいなプラモだが、机からはみ出さんばかりの存在感で溢れている。ちっこいけど組み立てに大きな難所は見当たらなかった。そこはさすがタミヤといったところだろう。
おかげさまで、手のひらに推しゲーの愛車が降臨した。自画自賛だがめちゃくちゃ上手く作れたので、今度ケースに飾ろうと思う。完全再現でなくても、アイデアと工夫で立体物の自給自足はできちゃうのだ。自分の好きなクオリティで作っていいし、もちろん素組でも楽しい!「推しゲーのグッズが出ない!」というゲーマーの皆様には、是非プラモをオススメします。

メカと眼鏡っ娘が好きな2004年式高専生。ごく稀に絵を描く。