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追加されたファストパックとフォールドブースターがYF-19のプラモデルの超速完成に効く!

 薄ベージュの本体、グレーのファストパック、そして濃緑色のフォールドブースター。まるで往年のマッチボックス製プラモデルを思わせる3色の取り合わせ、とってもマッチしています。ハセガワが2002年に発売したYF-19にふたつの装備が追加され、『マクロスプラス』の3話終盤〜4話冒頭の名シーンがプラモデルで再現できる日がやってきました。激アツ!

 胴体は機首から最後部まで上下分割でそれぞれかなり大きなパーツ。1/72の戦闘機模型としてはだいぶ大きい部類に入りますが、一気呵成に組み上げられるスピード感たっぷりの構成です。すっぴんのYF-19はすべて薄ベージュのパーツなので、塗装せずに組み上げると単色のカタマリが完成します。マーキングのたぐいはデカールでフォローされていて、説明書で示される細部の塗装指示も合わせてそれなりにスタミナが必要。しかし!

 まずファストパックを装備することで脚部外側がまるっとカバーされます。本体に入った黒くて細いラインを再現するのはデカールにせよ塗装にせよなかなか難しいところですが、ファストパックで隠れるとわかっていれば一気にワープできます。そもそも薄ベージュの機体にグレーのパーツを装備してツートンカラーになるのがカッコいいんだわ。

 さらに濃緑色のフォールドブースター(新規金型で追加されたもの)を機体上面に背負います。近未来的なフォルムとはいえ「まあ人類が作ったメカだよな」という飛行機のカタチにヌメッとした完全にSFチックな装備をプラスするのがこのプラモデルの魅力。取り付けには機体上面パーツに1.4mmの穴開け工程があるのでドリルを買いましょう。

 もうひとつ、このキットにはマクロススタンドが付属します。機体側に追加加工することなく飛行状態で展示できるのがマジで素晴らしい。着陸脚を格納状態で組むには工夫が必要なのが惜しいといえば惜しいですが、それは皆さんの創意工夫でどうにかしましょう。

 あえて塗装せずにガガガッと組み上げて2時間ちょい。ただプラスチックパーツを貼っただけでも、3色組み合わさるとだいぶ盛り上がります。インテークのカバーも閉状態だから内側の塗装で悩まないし、先述した通り脚部外側はファストパックに覆われるし、これにデカールを貼るだけでもだいぶいい感じの見た目になること間違いなし。そもそも組みやすくてド迫力のYF-19に、強力な装備を追加したおかげで「こっちのほうが完成に近いじゃん!?」という内容になったファストパック&フォールドブースター入り、ぜひとも手に入れてほしいNEWアイテムでございます。

からぱたのプロフィール

からぱた/nippper.com 編集長

模型誌の編集者やメーカーの企画マンを本業としてきた1982年生まれ。 巨大な写真のブログ『超音速備忘録』https://wivern.exblog.jp の中の人。

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