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花金だ!仕事帰りに買うプラモ。1975年生まれの奇跡の戦車プラモ「タミヤ 日本陸軍97式中戦車チハ」で昂る週末!!

 週末の模型ライフが楽しくなっちゃうプラモを、フミテシの独断と偏見でお届けする「花金プラモ」。今週はタミヤの戦車模型「タミヤミリタリーミニチュアシリーズ」に初めて登場した日本軍モデルである「97式中戦車チハ」をご紹介します。

 このプラモ、1975年に登場して以来、多くの人を惹きつけている奇跡のようなプラモです。細部を見れば今の戦車模型の精密感に敵いませんが、フィギュアの雰囲気、少ないパーツでまるで動きそうなメリハリある造形を表現した足回り、迫力ある全身のリベットなど、このプラモが発売された後に生まれた僕たち世代が見てもワクワクする要素が満載なのです!!

▲この佇まい!! 刺身状態でめちゃくちゃ美味いっすよ!!
▲日本軍が凝縮されている〜〜

 上のランナーは、本キットのかっこよさが凝縮されている推しランナーです。奇跡の造形としか思えない「日本人」、独特な形状の前面装甲にメリハリあるリベットを表現しながら1パーツで成型したパーツ、砲塔周りのアンテナ……マジで97式のキットの良さがこのランナーの中にみっちり詰まっています。

▲険しい表情、緊迫感が伝わってくるこの造形! 今の高性能模型塗料で塗ったら、ハイパーカッコ良くなること間違いなし。奇跡です
▲このかっちりした車体パーツ! スリットも抜けていて美しいです
▲ぜひ体感して欲しいのが、この車体後部上面のオイルクーラーのディテール!! めちゃくちゃ豊かな表情の彫刻がなされています。このオイルクーラーを中心に、車体後部はディテールが多くて見どころ満載です
▲オイルクーラーはカバーを取り付けるのですが、接着しないで乗せるだけの指示となっています。なので、完成後もカバーを外して、中のディテールを楽しめます

 97式特有のサスペンション形式は、少ないパーツ数でよくまとめられていて、今にも動きそうな雰囲気。シリーズ初の日本軍モチーフという気合が、足元からも感じるのです。

▲日本戦車の系譜をタミヤのプラモで辿る旅へ……花金の向こう側へ行こうぜ!!

 パーティングラインがちょっと太かったり、パーツのフチが少し捲れていたりする箇所もありますが、そういう部分を綺麗にしてあげて、キットの旨みを引き出してやるのもプラモの楽しみ。このキットは元々のパーツ精度・ポテンシャルが超高いので、細部を整えてやるだけで最高の戦車模型が爆誕します。戦車プラモ全体で見てもとっても偉大なプラモデルである「タミヤ 97式中戦車 チハ」。ぜひこの週末楽しんでください。

フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。

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