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花金だ!仕事帰りに買うプラモ。ちょっぴりマニアックなティーガーIが週末を輝かせる!「タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ タイガーI極初期生産型(アフリカ仕様)」

 週末の模型ライフが楽しくなっちゃうプラモを、フミテシの独断と偏見でお届けする「花金プラモ」。今週は、初めて戦車模型を作る人にも、久しぶりに戦車模型を作ってみるか〜という人にもオススメしたい傑作キット「タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ タイガーI極初期生産型(アフリカ仕様)」です(以下ティーガーI)。

タミヤ(TAMIYA)
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 このプラモ、タミヤのティーガーIシリーズでは最後発のキット。1998年に発売されました。極初期型なんて名前を聞くと、最初に発売されたのかな〜と思われがちですが、タミヤの現行ティーガーIは先祖返りするように、「後期型」(MMブームの再来となるスーパーキット)→「中期型」(初期の転輪が本キットでセットされる)→「初期型」(履帯が初期タイプでベルト式なのが特徴)→「極初期型」の順に発売されました。本キットはティーガー部隊として初めて北アフリカに派遣された1942年〜1943年の第501重戦車大隊の極初期生産型をキット化しています。

 この写真のランナー(パーツが収まっている枠のこと)「G」にアフリカ仕様の極初期ティーガーIが集約されています。

 タミヤの組みやすさでこう言ったティーガーIのマニアックな違いを楽しめるのが本キットの醍醐味。しかも第二次世界大戦においてかっこいいモチーフがバンバン登場し、SF作品の元ネタともなっているアフリカ戦線で活躍した砂漠のティーガーIを気軽に作れるのです。まさにマストバイ! 車体前部上面の滑り止め付きフェンダー。初期型になるとスマートな一枚板になるのですが、極初期生産型はこの滑り止めによるちょっと無骨な感じがいいんですよ〜。

 さらに極初期生産型といえば「おしり」です。スリット付きの角形マフラーカバーが、最高にかっこいい。ここを凹ませたり、穴を開けたりしてダメージ表現をして楽しむのも良いですね。スリット上部が少しだけ捲れ上がっているのも見事な成型で表現しています。

 小型の後部フェンダーも極初期生産型の特徴。丸みある可愛らしい形状も、この車両のチャームポイントです。

 そして本キットの履帯はぐるんと巻くだけで完成してしまう「ベルト履帯」です。これは初めて戦車模型を作る人や、サクッと完成させたい人にとっては最高のアイテムなのです。ベルト履帯がある戦車模型は、まさに花金プラモに最適!!

 ティーガーI組み立ての最大のハードルとも言えるのが「転輪」。しかし本キットは複雑な組み立ては無く、切って貼るの繰り返しのみ。無心で組み立てていたら30分ほどで完成していました。完成するとこの力強い足回りがあなたの眼前に迫りますよ〜〜。

 砲塔や車体のように、大きくて力強いパーツが多いのも本キットの特徴。パーツに触れながら、第二次世界大戦最強戦車の迫力を味わえます。

 砲塔にも本車両のチャームポイントがあります。それが砲塔後部に取り付けられた雑具箱。ドイツ語で、ゲベックカステン。戦車模型用語でも声に出したい用語トップ10に入るかっこいい響きです。側面に支持架が付属している最初の量産型。丸い砲塔のアクセントになってくれってかっこいいのです。

 フィギュアはアフリカ仕様の戦車兵が付属。ボーズや造形もいい感じです。また極初期生産型に施されたマーキングも力強いフォントでかっこいいです。キットの成型色がダークイエローで、履帯も黒いですから、このデカールを貼ってあげるだけで、かなり雰囲気ある仕上がりになります。お手軽に楽しむのにもぴったりですね。

 少しだけマニアックながらも、抜群の組みやすさでティーガーIの迫力を楽しめる本キット。まさにキングオブ花金プラモと言える存在です。ティーガーIをまだ作ったことがない人は、ぜひ本キットから作ってみてください。タミヤ1/35 ティーガーIシリーズの末っ子は、あなたの花金を楽しいものにしてくれますよ。それでは!

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フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。

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