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プラモデルだから味わえる「F1の内側のかっこよさ!」ケーブルを這わせてロータス99Tの中身を”創造”しよう!

 モノコックを取り付けて、内臓だけのロータス99T。これが見たかった……F1のプラモデルを作る意味を最も感じる場所です。キレイな完成品が欲しければ、いくらでも完成品があります。この走るために研ぎ澄まされた内臓は、プラモデルだからこそ楽しめて、手でそのパーツの意味を理解できるのです……!!

▲ケーブルがごちゃごちゃしてるものって素直にかっこいい……でかい模型だからこそ取り回しもしやすいので楽しいのです!

 コネクターやオイルの配管、ケーブルなどは中身をさらにカッコ良くしてくれます。怖がらずどんどんつけていきましょう。説明書もある程度教えてくれますが、ちょっと分かりにくい所もあったりします。そんな時はネットで検索して実物の写真を見ながらイメージで貼っていきましょう。時には瞬間接着剤で雑に貼り付けていきます。端を隙間や裏側に追い込めばそれっぽくなる(ここ大事!)ので、ガンガンいきましょう!

▲ケーブルが付くと、「血が通ったぜ」って気分になります。内臓のかっこよさを爆上げします

 もう勢いでガンガンケーブルをつけていきます。配線の本当なんて、ホンダかロータスのエンジニアでなければ正解はわかりませんから、我々は雰囲気でやればよいのです。端はエンジンとモノコックの間とか、配線の裏とかに忍ばせればいいんですよ。できてしまえばカッコイイ~!

▲完成すると中身は見えないけど、作った俺には見えている。感じている……。そしてこの伝説のマシンのかっこよさの全てを楽しんだぞという満足感がある!

 F1におけるターボエンジンは、1988年に一度終了することになります。このターボ晩期に最強だったエンジンがこのホンダ製のターボエンジンであり、1987年のマシン、ロータス99Tや日本人初のフルタイムF1パイロットである中嶋悟、日本を愛し日本のF1ファンにも愛された音速の貴公子アイルトン・セナの2大看板をもって、日本に猛烈な印象を残すことになります。

 のちにF1は社会現象となり、ターボエンジンというのは排気を活用してタービンが吸気を圧縮するという手法であるにも関わらず、とにかくなんか強かったり速かったりするものに”ターボ”という名称が用いられることになりました。戦隊ものはターボレンジャーとなり、スコープドッグにはターボカスタムというバリエーションが誕生し、スピードが速くなったストリートファイター2はターボという名称がつき、連射コントローラーにはターボという名称が使われ、カップ焼きそばの湯切りにすらターボという名称が使われたのです。その元ネタともいえる著名なターボマシンが、フラッグシップといえる1/12スケールで、ようやく、ようやく発売されたのです。みんなも、99Tでターボ(概念)していくんだ……!!

けんたろうのプロフィール

けんたろう

各模型誌で笑顔を振りまくフォトジェニックライター。どんな模型もするする食べちゃうやんちゃなお兄さんで、工具&マテリアルにも詳しい。コメダ珈琲が大好き。

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