

モノコックを取り付けて、内臓だけのロータス99T。これが見たかった……F1のプラモデルを作る意味を最も感じる場所です。キレイな完成品が欲しければ、いくらでも完成品があります。この走るために研ぎ澄まされた内臓は、プラモデルだからこそ楽しめて、手でそのパーツの意味を理解できるのです……!!

コネクターやオイルの配管、ケーブルなどは中身をさらにカッコ良くしてくれます。怖がらずどんどんつけていきましょう。説明書もある程度教えてくれますが、ちょっと分かりにくい所もあったりします。そんな時はネットで検索して実物の写真を見ながらイメージで貼っていきましょう。時には瞬間接着剤で雑に貼り付けていきます。端を隙間や裏側に追い込めばそれっぽくなる(ここ大事!)ので、ガンガンいきましょう!

もう勢いでガンガンケーブルをつけていきます。配線の本当なんて、ホンダかロータスのエンジニアでなければ正解はわかりませんから、我々は雰囲気でやればよいのです。端はエンジンとモノコックの間とか、配線の裏とかに忍ばせればいいんですよ。できてしまえばカッコイイ~!

F1におけるターボエンジンは、1988年に一度終了することになります。このターボ晩期に最強だったエンジンがこのホンダ製のターボエンジンであり、1987年のマシン、ロータス99Tや日本人初のフルタイムF1パイロットである中嶋悟、日本を愛し日本のF1ファンにも愛された音速の貴公子アイルトン・セナの2大看板をもって、日本に猛烈な印象を残すことになります。
のちにF1は社会現象となり、ターボエンジンというのは排気を活用してタービンが吸気を圧縮するという手法であるにも関わらず、とにかくなんか強かったり速かったりするものに”ターボ”という名称が用いられることになりました。戦隊ものはターボレンジャーとなり、スコープドッグにはターボカスタムというバリエーションが誕生し、スピードが速くなったストリートファイター2はターボという名称がつき、連射コントローラーにはターボという名称が使われ、カップ焼きそばの湯切りにすらターボという名称が使われたのです。その元ネタともいえる著名なターボマシンが、フラッグシップといえる1/12スケールで、ようやく、ようやく発売されたのです。みんなも、99Tでターボ(概念)していくんだ……!!