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超高精細な印刷で再現されたコメダ珈琲店の模型にビビり倒そう。

 みそカツパンをひときれ食べると「これ3切れ行くの結構ヤバいな」といつも思う私です。しかし家にコメダ珈琲店があればだいたいのことは解決します。グリーンマックスという鉄道模型メーカーから発売されたNゲージ用のコメダ珈琲店の模型です。なんと箱から出した時点でここまでできている。そんならこれはもう完成品じゃないか、プラモデルではないんじゃないのかなど、与野党から批判の声が続出しています。

 コメダ珈琲店には屋根に看板が乗っかっている店舗とそうでない店舗がありますので、看板のパーツが別に用意されています。看板には自分でカットしなければいけない枝が付いているので、ニッパーが必要。つまりこれはギリギリプラモデルだと言い張って良いという判決が出ました(自分の中で)。

 この模型何がスゴいって壁に彫刻された室外機や配管の凹凸と寸分たがわぬ精度で彩色されていることなんですよね。最近は少々の凹凸があっても印刷できるUVプリンタという機械があり、超拡大するとインクのツブツブが見えます。当然ながら肉眼ではほぼわからないレベルですので大丈夫。リアル系のフィギュアの瞳なんかもこの技術で印刷されることが増えてきましたが、しかし「実在するお店の外観を板状のパーツで再現して印刷しちゃう」というソリューションはなかなか思い切っております。

 屋根をガポーンと開けると室内もばっちり再現されています(中央に穴があるので席数はリアル店舗より少なくなっていますが、窓から覗き込んだときの実感は担保されていてよろしい)。そして厨房のスペースというのはこれくらいあるんだな、などの気づきがあります。ちなみに室外機の配置をはじめとした店舗の外観から、この模型のモデルになったのは松戸常盤平店であることがマニアによって特定されています。

 屋根のフチに入ったコメダ珈琲店独特の帯や内装、縦長の看板などはシールが用意されています。カットラインが入っていないので自分で切る必要があります。この模型を手に入れたい人は短めの金尺とよく切れるカッターナイフを用意しましょう。

 Nゲージはだいたい1/150スケールなので、ガンプラとの親和性も抜群(本当に!?)。メニューの写真より盛りが良いことから「逆写真詐欺」などと称賛されることも多いコメダ珈琲店ですが、この模型も実物を手に取ると「なにもそこまでせんでもよくない!?」と思うほど出来が良い。お値段は少々張りますが、それだけの価値があります。みなさんも、ぜひ。

からぱたのプロフィール

からぱた/nippper.com 編集長

模型誌の編集者やメーカーの企画マンを本業としてきた1982年生まれ。 巨大な写真のブログ『超音速備忘録』https://wivern.exblog.jp の中の人。

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