

「コンパクトでかわいいトラックを作りたいな〜」って買ってきて箱を開けたら、いきなりアオシマの“お祭り魂パーツ”が飛び出してきました。まさに夏のプラモ。提灯、調理スペースと箱絵には無いアメイジングなパーツがごろっと入っていたのです。

買った後に気がついたのですが、アオシマのキャリィは車模型コーナーでも異彩を放っている「移動販売シリーズ」のベース車両。焼き鳥屋、お祭りわっしょい(マジで商品名です)、ゲームセンターなどがこのキャリィに詰め込まれているんですね。なので、僕が買ってきたキャリィ パネルバンというお真面目な仕様にも、彼らのわっしょいなお祭り魂がそのまま受け継がれているのです。外見は真面目。でもハートはわっしょい。そんな車模型、楽しくないわけないじゃないですか!

移動販売仕様からバンにするので、ボディに一部加工が必要になります。指示されたディテールをまず削り取ります。そのために、このキットにはペロンと紙やすりが一枚入っているのです。漢!!! 一応番手を見ようとしたら、僕のは「00」と言う数字で文字がちょうど切れてました。くそ〜〜焦らしてくれるぜ!! 手持ちのナイフで一気に削るのでした。
ディテールを削った後には、同梱されている切り取りラインが付いたプラ板をカットして貼ります。これで通常の荷台が完成となります。

まさか調理スペースを、キットのスペーサーとして使うとは思ってもいませんでした。これで下面のシャシーとの接続も安定します。飾りだと思ってたものが、キットの重心や中の密度感を支える役割になるなんて……まさにお祭り魂!

移動販売車仕様のパーツが一部入り、しかもそれが完成後は見えないけど、まさに魂として機能する「アオシマ スズキ ST30 キャリィ パネルバン ’79」。組むだけでも思いっきり楽しめました! ディテールを削り取る工程なんて、ゴリゴリパワフルな作業なのでまさにお祭り。自分の手がしっかりと入って形になったパーツを見ると、文化祭の準備で色々手作りしているような、祭り前の楽しさが蘇ります。小さなトラックプラモですが、その中には物を作る楽しさがみっちり詰まっています。さぁ、アオシマのキャリィは暑い夏に作ってこそ盛り上がりますので、ぜひ今すぐ作ってわっしょいしてください!