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インテリアから飛び出して、プラモデルは春のエクステリアへと進軍します。

 春です。
 春といえば、で色々浮かぶものはありますが最近の我が家は植物に夢中。家庭菜園やら多肉植物やら盆栽やら色々なものに手を出しています。よし、ではプラモをこっそり紛れ込ませましょう。以前の飾りとしての恐竜もよかったですが今春はさらに踏み込んで行きますよ。

 用意しますはドラゴンさんの「ドイツ軍 汎用ハーフトラック マウルティア」。よくある誤解としてハーフトラックというのは半分のトラック(貨物自動車)ではなくて半分だけトラック(履帯・キャタピラ)になっている車両の事。というのは識者の皆様は何百回と聞いた話でしょうが、人類全てに伝わるまで叫び続けますので聞き流しておいてください。

 さて、その中でもマウルティアはコスト面等から、新規開発ではなく普通のトラック(貨物自動車)の後ろ半分を履帯へと変更改修して作られた、誤解が誤解でなくなるハーフトラックですね。助かる。

 それにしてもパーツが細かい。キャタピラでないものとしてはタミヤさんの「3トン 4×2カーゴトラック」がありますが、作り比べてみるのも面白そうですね。一見して明らかにパーツ数が多いです。いやぁ、この米粒みたいなマジックトラック(ドラゴンさんの連結式履帯の商品名)を見るとワクワクしますね。ここら辺はドラゴンさんの物づくり感というか、精密にパーツ割れば精密に出来上がるだろう感というか、手抜き工事は許しまへんで感というか。

 頑張って組んで行きましょう。どんなにパーツが多くても、くっつけていけばそのうち完成するのがプラモのいいところですね。やー細かい。細かいプラモの中でさらに細かいエッチングパーツも嬉しい。

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 「しんどい」と「楽しい」のラインでいうと7くらい「しんどい」に寄っているというのが正直なところですが、その面倒のおかげでこんなに精密なものができることを考えると悩ましいですね。出来上がってしまえばとりあえず面倒を忘れるくらいかっこいいですが。と、お刺身の状態を堪能したところで。

▲この頑張って組んだマジックトラックかっこいいですね。は―最高。

 エッチングパーツにプライマー塗ってサフ吹いて、荷台の大きさを測ってプラ板で枠作って、荷台にぶっすり穴開けて、ギルディングワックスを塗って擦って、ニスを塗って土を入れて多肉植物とか苔とか植え付けて、はい完成。
どうですか。素敵な鉢ではないですか。

 プラモデルがインテリアになるというのは皆様ご存知のとおりかと思います。ここは一歩踏み込んでエクステリアとしてもオッケー、というラインまで楽しんでみるのも楽しいことです。ついつい色々なものを鉢として使ったりしてみたくなりますし庭に飾ってみたくもなりますね。

 春は挑戦の季節。いつも作らないプラモデルを選んだり、いつもと違う作り方をしてみたり。軽率にチャレンジしていきましょう。

<a href="/author/ichi0003/" data-type="URL" data-id="/author/ichi0003/">いち</a>
いち

16の頃に別れたプラモデルと36で再会した82年生まれ。

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