タミヤとイタレリのパーフェクトタッグ、「1tハーフトラック」を組んでみるのだ!

▲白箱にも左上にイタレリのマークが輝いております!

 タミヤイタレリ、略してタミレリなんて呼んだりしますが、イタリアの老舗プラモメーカーイタレリの製品を、タミヤが国内で説明書や箱(場合によってはデカールなんかも)を同社で用意し、さらに同社のフィギュアや装備品なんかをセットしたそれはもう豪華で楽しいキットとなっているんです。

 イタレリのキット自体は新作というわけではなく、同社版の箱で日本に流通しているものも多くあるので、タミレリ版との差異を比べるのもまた一興なのですよねー。そんなタミレリAFVの中から今回は「1tハーフトラックSd.kfz.10」を見てみようじゃないですか…!

▲パーツ数はそこまで多い感じも……しなくて安心です! 

 1tハーフトラックは見たまま「前輪タイヤ、後輪はキャタピラ(トラック)」の特殊な車輛。第二次世界大戦前後は各国軍隊で多く使われたスタイルなんですが、今ではすっかり見なくなっちゃいました。子供の頃は「ハーフトラック→前半分トラックだから」だと思ってた人多いでしょ…!!  まあ、勿論僕もそのクチでしたが…。イタレリ製キットは対空砲積んだりロケット砲引いたりとバリエ―ションも多く出ていますがタミレリ版はパッケージの通り一番ベーシックな兵員輸送型。

▲パーツをUPで見てみるとシャープで気持ちよいのだ!

 エンジングリルも抜けてるし、ライフルホルダーもパキっと造形されてます。イタレリのキットってちょっと大味なイメージもあるけど、こういうシャープなパーツを見てるとやる気が出るよねー!

▲操縦席周り

 パーツを組みつけていくとぎゅぎゅっと密度が上がっていきます。実は同じ車輛のキットを別メーカーのもので組んだことがあるんですが、ピンセットで摘みながら息を止めて接着するパーツもたくさんあって息が上がったんです……しかし!! イタレリのキットは小気味よいパーツ分割と無理して細部再現しない心意気でサクサクと組み上がっていきます。これがイタレリ……イタリアの風を感じる!

▲キャタピラは部分連結なのだ!

 ちょっとハードル高いのはキャタピラなんですが、慌てず説明書に従って組んでいきましょう。ちょっとアレンジしたのは起動輪。キャタピラを連結接着して巻き付けるんじゃなくて、先に起動輪にセットし、接着していくとピッタリ組み上がります。

▲組み上がったよー!

 出来た! 組み上がると手のひらにちょこんと乗せれるぐらいのサイズ。お手頃感。キットには畳んだ幌と展開した幌が両方入っており、好きなほうを選んで組み上げる事が出来ます。一応取り外し式にも出来るといえば出来るんですけどね!


 さてここからさらに楽しめるのだよこのキットは……! 最初に触れたように、タミヤパッケージになった段階でタミヤ製のオマケがついてきます。フィギュアや装備品が追加されることで、車輛がイキイキしてくるぞー!

▲タミヤ製追加ランナーは4枚

▲みっちり!!

 付属するのはジェリカンや歩兵の装備品セット。昔からタミヤのMM作ってる人だったらお馴染みのパーツ。まあ勿論兵員輸送型だから、乗員室にこんなにジェリカン満載することはなかろうけどね! 組み上げたジェリカンや切り離した装備品を、椅子の上やラックの中に放り込んでいくのがとても楽しいのだ。

▲アニキを組み込むとこんな感じ!!

 説明書通りならこうしてドライバーと搭乗員×2、というスタイルで組み上がります。歩兵として銃とかの装備をくっ付けていってもいいし、もっとラフな感じに仕上げて後方で移動中……みたいなことも楽しめるぞ! 勿論タミヤMMなので他の車輛やフィギュアセットと組み合わせたり出来るのも嬉しい。ハーフトラックという面白いスタイルの車輛、戦車の隣に添えるとさらにかっこよくなる相棒なのでぜひ買って作ってください!!!

内藤あんも
内藤あんも

1977年生まれ。戦車道とスピットファイア道を行き来する模型戦士。生まれ育ちは美濃の国、今はナニワ帝国の片隅でプラモデルを作る日々でございます。