

車と飛行機。陸と空でステージは違うけど、お互いの技術が行き交って、現代のメーカーに繋がっていますよね。先日から「フジミ アウトビアンキ A112 アバルト」を作っていて、ちょっとイタリアづいてる私(アウトビアンキ、アバルト共にイタリアの自動車会社)。模型店で空のフィアット(街でよくみるFIAT500でお馴染みのイタリア自動車メーカー)を見つけたので、購入しました。それが今回ご紹介する「エアフィックス ヴィンテージクラシックス フィアット G.50」です。イタリア軍の他にフィンランド空軍でも使用され、フィンランドではソ連軍との戦いで大きな戦果を上げています。

エアフィックスはイギリスを代表する模型メーカー。キレキレの最新キットの他に、「ヴィンテージクラシックス」と題して、過去の名作を再販しているシリーズがあります。箱の側面にも「当時の味わいをエアフィックスヴィンテージクラシックスで楽しんでよ」という素敵なメッセージが添えられています。少年時代にビートルズのCDを手にして、今にも繋がる名曲と触れ合う……ヴィンテージクラシックスを手にするとそんな思いが巡ります。




パーツがちょっと変形していたり、ツルツルでパネルラインなどがほとんどなかったり。でもこれが当時の飛行機プラモの姿なんだと思って見ていると、愛おしく思えてきます。エアフィックスのメッセージを、僕は刺身として楽しむ方向で受け取りました。

組んでみるとパーツが合わない箇所が多々ありました。しかし、組めなくはない! この思い通りに行かないのもまたプラモだし、合わないものを無理に合わせずペタペタ貼って、形にしちゃうのもプラモの楽しみなのですよ。


『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』に登場したELS(エルス)が模倣したみたいな、絶妙な姿の「FIATG.50」が爆誕。エンジンカウルが胴体と真っ直ぐに貼れなかったので、すごいプロポーションに!! でもイルカみたいでかわいいな〜。

スケールモデルの楽しいところは、興味を持った矢印がさまざまな物事に繋がっていくことだと思っています。アウトビアンキ アバルトとFIAT.G50は、単体では関係ないかもしれませんが、「イタリア」「自動車メーカー」という共通項で見ると仲間のように見えてきます。今あなたが楽しんでいるプラモにも、そんな仲間がいると思います。そうやってプラモを楽しんでみると、さまざまな模型に気軽にタッチできて、どんどんあなたの模型の世界が豊かになっていくと思います。そんな楽しみをエアフィックス ヴィンテージクラシックスが改めて教えてくれたのでした。