最新のバキバキなプラモだけでなく、自分たちの歴史をリパッケージして販売している英国のプラモメーカー・エアフィックスの「ヴィンテージクラシックス」シリーズ。僕のようなアラフォー世代では、箱を開けるまでどんなものが入っているか分からないので、いつも以上にワクワクするプラモシリーズです。
今回ご紹介するのは、1973年に発売された1/32スケールの車モケイ「ビーチバギー」。パッケージからイケイケな雰囲気がバリバリっす!! 箱だけで食指が動くプラモですね~。
いきなり最高の大トロとご対面!!! 『太陽の牙ダグラム』のヒロイン、デイジー味があるアネキ(以下チャコと呼びます)と裸ベストにスカーフという、これまた太陽の牙のメンバーに居そうなアニキが俺のハートを鷲掴み!!! ランナーが眩しすぎて、パーツを切り出さなくても海岸物語がスタートしています。造形も溶けてないし、すごく雰囲気があって良いです。
手のひらサイズの1/32スケールの車モケイながら、かなりまじめな作りのプラモ。シャーシー部分のパーツ構成なんか、かなり細かいです。てっきり板状の床が入っているものだと思っていました。ビーチバギーというものを調べると、足回りが主張している車がたくさん現れます。それこそがこの車種のアイデンティティなのだな~と、さまざまなビーチバギーの実車写真やこのプラモのパーツ構成を見て思うのでした。
素敵なふたりと、結構しっかりしてそうな車で構成されたこのプラモ。これは俺だけの色で塗って、アニキとチャコにビーチを独り占めさせてあげたいと思いました。それでは、またお会いしましょう!!! アディオス!!!!
1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)