カウルの成型色に「タミヤの色」がついているバイク模型は、全プラモジャンルの中でも最高の刺身! 今回はそんなバイク模型と出会えたのでご紹介します。その名は「ドゥカティ デスモセディチ」です。
モータースポーツにおいてイタリアといえば「赤」!! 情熱の色であり色気もある赤は、多くの人の心をキャッチする色ですよね。タミヤのバイク模型の中でも「ドゥカティ」というイタリアメーカーのバイクが、この赤を纏っています。ドゥカティのバイクは多数ラインナップされていて、最近では「スーパーレッジェーラ V4」が新たに加わりました。
バイク模型にとってカウルの成型色は、メーカーからのメッセージ。スーパーレッジェーラ V4の成型色は「白」。このバイクのカウルは赤や黒などの色分けが存在するので、より塗装しやすい「白」の成型色がセレクトされています。
僕が今回作った「デスモセディチ」の実車のカウルは、ほぼ赤一色。だから透けの無いとっても鮮やかな「赤」が成型色でセレクトされており、組むだけでもほぼ実車のイメージを楽しめるプラモになっています。
デカールも高品質な「カルトグラフ」製のデカールがセットされます。赤一色のカウルにこれを貼るだけで、大満足な仕上がりになることも予想できますね。
メインカラーの色が成型色で表現されているパーツがあるだけで、組み立て時のワクワク感も全く異なります。黒や銀の硬質なメカに、まさに紅一点ともいえる赤が差し込まれてきた時の快感。僕はこの瞬間が本当に大好き。だから「色付き」のバイク模型って最高に組むのが楽しいんです。
僕がこれまで作ってきたバイク模型のマフラーは、エンジンからすべて同じ方向に生えているものでした。だったのでこの「デスモセディチ」を組んだ時はびっくりしました。マフラーが上下に生えるんです(語彙力)。
バイク模型はプラモの中で、最も実車のメカニズムを楽しめるジャンル。組みながら、そのバイクの特徴的なメカニズムを体感します。だから組み終わると、なんだか賢くなった気分にさせてくれるんですよ。
カウルのパーツにメインカラーが成型色で表現されているバイク模型は、僕のようにバイク模型の楽しさに魅了されたばかりの人間にとっては最高のご馳走。
特にタミヤのバイク模型の色はめちゃくちゃ綺麗なので、「組んでみたい!」って気持ちがもりもり湧いてきます。そして、組み立て中にバイクのかっこいいメカニズムに気絶して、カウルを取り付けたら気持ち良く昇天できますので、難しいことは考えずにタミヤの「色付きカウル」バイク模型を買って組んでください。それでは〜。