

いきなりこっちを見ているアニキからスタートしましたが、今回はとっても便利なノコギリと飛行機模型のパイロットは首を振ると飛行機模型全体がカッコ良くなりますよという話です。上の「タミヤ 1/48 フォッケウルフ Fw190」のパイロットもノコギリで首をカットし、横向きにしてから再接着したものです。

パイロットパーツのような小さくて複雑な形状のパーツでも、この「タミヤクラフトツールシリーズ No.94 精密ノコギリ エッチング製」があれば簡単に切り出せます。刃の厚さ0.1mmという薄刃で、しかも一袋にさまざまな形状の刃がセットされているから、パーツ形状に合わせて刃もセレクトできます。価格も1000円以内でゲットできるのでコストパフォーマンスも非常に高いです。

金型での成形上、このように真正面を向いた状態で造形されていることが多いパイロット。このままでももちろんかっこいいのですが、実際のパイロットは常に周囲を警戒しています。特に死角となる上や後方などには特に注意を払っています。そんな様子を模型に盛り込むと、より臨場感ある飛行機模型となります。

ですので、アニキには申し訳ないですが一旦首だけカットさせていただきます。エッチングノコギリに入っている曲線刃を使うと、パーツの形状に沿ってカットしやすいです。

はうあ! と心の中に葛藤が生まれますが、数分後にはまた胴体と繋がります。アニキ、もう少しの辛抱やで!

横を向けて、胴体と再接着。隙間がちょっと空いていますが、こういう部分にはパーツをカットした時に出る小さなゲートを接着剤で溶かしながら接着し、乾燥後にヤスリで整えたりしています。多少粗くても、コクピットのキャノピーを閉めてしまえばほとんど目立ちませんので安心してください。横を向いているというのが重要です。

顔がほんの少し横を向いているだけで、このパイロットがどこを警戒しているのか、もしくはどの方向へと進路を取ろうとしているのかといったことを見る人に想像させることができます。動かない飛行機模型でも、パイロットに少し動きがあるだけでこのようなドラマ性が生まれるのです。ぜひ飛行機模型にパイロットを乗せる時にやってみてください。オススメです!