兵隊さんやお侍さんと言ったものだけでなく、普通の人の人形プラモも増えてきました。そういうのを見ると、僕はデニムが好きだから、ズボンのパーツにデニムのような青を塗装して、大好きな日常着を纏わせたいと思ってしまいます。しかし……デニムって色落ちとかのグラデーションがかっこいいじゃないですか……一瞬筆が止まります。あの雰囲気をなんとかいい感じに塗装できないかな〜って考えていたら、良い塗料が見つかりました。「シタデルカラーコントラスト ウルトラマリンブルー」です。
「コントラスト」は、白い下地や明るいグレーの下地を塗った上から塗ることで、模型の凹凸に沿って自然に塗料が流れていき、グラデーションのように染め上がります。バシャバシャと染めるだけなので、塗装が苦手な人でも筆とコントラストがあれば、「なんか良くね?」って思える塗装ができちゃうんです。早速白いスプレーを拭いたフィギュアにウルトラマリンブルーを塗ってみましょう。
このお姉さんは、動物園の飼育員さんのプラモ(1/35スケール)。塗装したパンツの色を見ると、作業後に太モモで手を拭いたり、よく右ヒザをついて作業してるのかな〜ってのがイメージできるデニムの色になったと思います。ウルトラマリンブルーがあれば、1/35スケールくらいの小さなフィギュアのスボンに、経年変化したデニムの青が塗れるんです! そしてデニムは日常着の代表。一気に普通な人のプラモになって、さまざまな模型と合わせられるようになります。ぜひウルトラマリンブルーで、プラモに日常を纏わせてください! またね〜〜〜。