

先日の土曜日。嫁がお出かけの日なので私が子供二人を見る番なのですが、天気はあいにくの雨。ヒマだし公園でも行こうか、というパターンが通用しません。朝からゴロゴロダラダラとYouTubeを見続ける子供はいかにも退屈そうで、これは何かしてあげなければいけないような気分になってきました。昼ごはんのタイミングを過ぎるとまずい。そう思った私はテレビを消して子供を車に押し込み、とりあえず文教堂ホビーに連れてきたのでした。
上の子は6歳。数ヶ月前に買ったSDガンダムはちょっと難しくて、その少し後に買ったポケモンのプラモデルはちょっとシンプルすぎるようでした。「どれくらいがちょうどいいのかな」と思いつつウロウロしていたところ、彼女はアオシマのザ・スナップキット「ランボルギーニ アヴェンタドールS」を手に持っていたのでした。え、それなの。「うん。これがいい。お財布持ってきたから自分で買う」。

「自分で買うって言うならいいか。実際にはほとんど俺が作ることになるかな」と思いながら家に着いたのはちょうどお昼前。ラーメンでも茹でるか、と袋麺を開けているそばから彼女はバリバリとランナーの入った袋を開封しています。えっ早いよ。
「うーん、全然わかんない」お湯を沸かしているあいだも容赦なくランナーから部品をもぎとります。待ってよニッパーあるから。あっあっ。

買って帰ったキットを即開封即組立。自分の中から失われて久しい衝動を目の当たりにしつつ、昼飯の用意とランボルギーニ制作の二正面作戦が始まりました。バリバリバリ。プチプチプチ。もいだパーツを逆さまに付けようとして苦戦する彼女にアドバイスをし、いやもう貸しなさい、付けるから。グラグラグラ。いかんお湯が沸いている。ラーメンを茹でる。「これ何〜」その部品はまだ取っちゃダメ。ガシャガシャガシャ。野菜を炒める。「ここに貼るの?」シールが曲がってる。気になるけどいま手が出せない。
できあがったラーメンをすごい勢いで食べ、彼女は再度ランボ職人に戻りました。説明図のパーツの向きと現物の向きがどうしても分からなかったり(図は2次元だもんね!)、ホイールのサイズが前後で微妙に違っていて(そういう車だからね!)組み間違えちゃったりはしましたが、こちらもちょっとだけ辛抱強く職人のアシストに徹します。

デデン。赤くてかっこいいスポーツカーができました。ランボ職人は「できた!」と一言叫ぶなり、真っ赤なアヴェンタドールをお気に入りの窓際展示スペースに飾りました。
父は小さい頃よく作ったカバヤのフェアレディZを思い出しました。アオシマの楽プラはカバヤよりもう複雑なぶん、精巧でキラキラしたカーモデルを子供と一緒に作って楽しめるキットでした!次はニッパー貸すから。