地下駐車場にダイブ・インすれば 、クルマのプラモがいきなり「生きる」!

 とある地下駐車場でフェアレディZに遭遇!しかしこれはアオシマのプラモ!……でもなんかリアルですね最高ですね。リアルというのはほんの一瞬でも「ん、これは何が起きているんだ!?」と見ている人に思わせることができたら嬉しい、くらいの意味だと思ってください。

 そう、じつはアオシマの1/32カーモデルの新製品にはオマケとして地下駐車場のペーパークラフトが入ってんのよ。ペーパークラフトってなんだかプラモと質感違うし作る作法も違うし微妙じゃね?って思う人もいるかもしれませんが、ひさびさに定規とカッターと両面テープでシコシコ工作する気持ちはなかなかに新鮮。
 ちなみにアオシマ「ザ☆スナップキット」シリーズの「ニッサン S30フェアレディZ(3種)」(2021年11月発売)、「ランボルギーニ アヴェンタドールS(3種)」(2021年12月発売予定)の初回生産特典となっているので、店頭でハコに「特典付き」の表記があるかどうか確認してから買おうね。

 ただ地下駐車場をハコ組みするだけにあらず。「地下駐車場らしさ」を演出するための壁デコレートパーツもたくさん印刷されているから、君のイマジネーション次第で最高の「オレ駐車場」を経営できてしまう。こういう小ネタを散りばめることで、ジオラマ的なモノにいい感じのリアリティが出るんだな〜。

 ただ説明書通りに組み立てるのもなんなので、ここで閃いたチョイテクを投入。天井パーツには蛍光灯(と周りのぼんやりとした光)が印刷されているので、蛍光管の部分だけをカッターで切り抜いておきます。その上から照明を入れると「ただのミゾ」が最初の写真と最後の写真みたいに「光ってる蛍光灯」に見えるぞ……。

 床、壁×2、天井の4面(プラス柱が1本)を組んで地下駐車場が完成!とりあえず出来栄えを確かめるためにスマホを突っ込んで撮影してみたら、想像の100倍くらい「それらしい〜」という光景が撮れて笑っちゃうくらいに良い!何より天井があるので自分の部屋が映らないのが最高だし、薄暗いことが地下駐車場のリアリティを高めまくっていることに気づきます。なにこれ、楽しい……(しかも複数個をつなげて巨大な地下駐車場を作ることができてしまう)。

 柱を前ボケで入れてカーモデルを部分的に隠すととんでもなく実感溢れる写真が爆誕。いや優勝。こんな楽しいペーパークラフト、みんな作ったほうがいいし、さらにこのアイディアをベースに「自分だっったらどんなところで模型を撮影してみたいかな?」ってのを考えるのがむっちゃおもろいと思った次第。飛行機なら格納庫、戦車なら橋の下……ああ、天井があるところってこんなにリアルなんだ!と。
 アオシマでは現在プラモデルフォトコンテストも開催中。ぜひとも参加してスペシャルなキットを手に入れちゃいましょう。そんじゃまた!

<a href="/author/kalapattar/">からぱた</a>/nippper.com 編集長
からぱた/nippper.com 編集長

模型誌の編集者やメーカーの企画マンを本業としてきた1982年生まれ。 巨大な写真のブログ『超音速備忘録』http://wivern.exblog.jp の中の人。