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楽プラは「群で飾る」が正解です/頭文字Dシリーズを一気に組んで机を峠にしたいんじゃ!

 「涼介のFC」「真子のシルエイティ」の発売が迫り激アツになってきた楽プラの頭文字Dシリーズ。定番として売れ筋であろうAE86、FD3S、R32 GT-Rが矢継ぎ早に発売されたのはわかりますが、FCはともかくシルエイティを新規金型で開発するアオシマの胆力!っつーか楽プラというシリーズ自体の盤石ぶりに痺れます。

 さて、接着も塗装もせずに組み上がってかなりカッコイイ完成品が手に入ってしまう1/32楽プラシリーズについて、みなさんにお伝えしておきたいことがあります。それは「単体じゃなくて群で楽しめ!」ということでございます。「プラモデルは初めて!」という人にとってはひとつ作るだけでもかなりの充足感が味わえるかもしれませんが、家にいくつかプラモデルがあるような人にとっては「大きさがちょっと物足りない」「そうは言っても色とか塗ったほうが”やった感”が出るよな」みたいな気持ちがあるはずです。

 しかしですね、楽プラは素早く組み上げてコレクションするミニカーとしてはめっぽう簡単でめっぽう安い。いや、AE86のシールは何回貼っても「ん、どの順番が最適なんだっけ……」と悩みますがまあそこはそれです。前後のホイールアーチの黒いシールを最初に貼ったほうがだいたいうまくいきます。というのはさておき。FDはAE86より手数少なく組み上がりますし、R32 GT-Rに至ってはものすごいスピードで完成します。

 ひとつ作ってそれだけをしげしげ眺めていると「うーん、ガチりたい!」という気持ち(例えば塗装したいとかディテールアップしたいとか……)が湧き起こってくるかもしれませんが、そもそもこんなきれいなツヤのある黄色とか黒とか塗るのも大変だし、最終的にマーキングはシールですからねシール。ひとつに心血注ぐより、同じスケールの自動車模型がゴンゴン揃えられるということにフォーカスしましょう。

 楽プラ、基本的にシャシや室内の構成はどのクルマも似たりよったりなので連続して組むと脳も慣れてきてすごく良いゾーンに入れます。こまかいシールを貼るのも目が慣れているうちにジャカジャカ進めたほうが良い。土曜の午後の2時間くらいでサクッと組み上がった既発の3台を並べたら、やっぱり盛り上がります。藤原拓海だけじゃなくて、中里も啓介もそこにいる。ライバルや仲間たちとのストーリーが浮き出てくる。これはフツウのカーモデルではちょっと味わえないスピード感とエモーションなのではないかと思うわけです。

 で、アオシマは現在「頭文字D✕楽プラキャンペーン」を実施中です。対象商品を買って応募すると合計200名に頭文字D限定グッズ(オリジナル展示ケースかオリジナルステッカー)が当たるという要領でして、当然ながらこれはじゃんじゃん買ってじゃんじゃん並べたほうが当選確率が上がりますわな。色味的にも青いシルエイティが加わるのはとても楽しみだし、頭文字Dが好きなそこの貴方は全部買って全部一気に組みましょう。楽プラは、群で飾るのが絶対に面白いのです。

からぱたのプロフィール

からぱた/nippper.com 編集長

模型誌の編集者やメーカーの企画マンを本業としてきた1982年生まれ。 巨大な写真のブログ『超音速備忘録』https://wivern.exblog.jp の中の人。

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