

やっぱり「人」のプラモは偉大だ! いい感じの人のプラモが入っていると分かっただけでその模型が作りたくなる。
この「アカデミー 1/35 RQ-7B UAV 無人航空機」は、飛行機模型に戦車模型のメインスケールである1/35の要素を組み合わせたようなプラモ。無人機とアメリカンアニキが2体、そして地面がひと箱に入っている。パッケージには無人機がブーンと描いてあるイラストしかないのだが、側面を見たら何やら楽しそうなアニキと一緒の完成見本写真が……。こんな楽しそうなアニキが入っているのなら、それをもっと前面に押した方がいいじゃん! もう! とか言いながらレジへと向かうのだった。



まず、パーツが単色では無いのが最高。地面&エンジンは黒、人は肌色、飛行機のボディはグレーと3色の成型色を使用している。なので組み上がった後に地面、人、飛行機と「色だけ」でそれぞれのキャラクター性が立つナイスなプラモとなっているのだ。エンジンだけは小さいパーツがちょこっとあるので、ピンセット片手に落ち着いて組み立てよう。
フィギュアは2体とも単品では自立せず、無線機を持っているアニキは地面パーツと接着、無人機に手を添えているアニキは、無人機に接着する、もしくは手をいい感じに添えさせることで自立する。無人機は飛行状態も選択できて、キットに入っているスタンドを使えば飛んでいる状態で飾れる。しかし、飛ばしてしまうとアニキたちが置いてけぼりになってしまうので、僕は地面に固定することにした。

人のプラモは物差しとしてとっても有用なので、イメージの湧きにくい無人機の大きさがより鮮明になる。さらにこのような1セットで「無人機のある景色」が作れるようなプラモを実際に組むことで、情景のイメージも植え付けられ、モチーフとの距離もより一層縮まるのだ。
今まで興味のなかった無人機の世界の扉が少しだけ開いた。現代の戦いにおいては欠かすことのできない兵器であり、常に進化を遂げていっているこの分野への第1歩を、アニキたちのプラモデルが導いてくれたのだった。
