「家にあるぞ」がエンジンだ。俺のホットウィールのプラモデルを作った話/MPC 1982 ダッジバン カスタム タートルワックス

 鮮やかな色に包まれた実車に、小さなホットウィールのロゴだったり、タイヤメーカーや架空のチームのロゴがビシッと入っている。中にはミニカーをデザインしたデザイナーのロゴが良い感じに入っているものもある。私の大好きなデザイナーはアサダ・リュウさんです。かっこよくカスタムされた色とりどりのホットウィールを見て、「いつかはこれのデカイやつを作りたい」とずっと思っていました。

 MPC 1/25 1982 ダッジ バン カスタム タートルワックスを見たときに「これ、似たやつが家にあるじゃん」とすぐに気づきました。しかも、箱を開けたら窓のパーツに色が入っていて、これがホットウィールっぽい感じ。これはもうやるしかない。

 手元にあるホットウィールは2022年発売されたダッジバン。これは2003年ころまで販売されていた「ダッジ・ラムバン」をもとに作られているようです。紫のボディが本当にかっこいい、まさに名作。それを横目に紫のスプレーを一気に吹く。巨大な車体を横断するデカいロゴはnippperのデカールがピッタリ。白と黒を重ね張りして立体感を出す。

 そして、保存しておいた他のプラモデルのデカールの端っこにある、メーカーのロゴマークを貼っていく。ホットウィールには優れたデザイナーがたくさんいて、本当にかっこいいカスタムのミニカーを世に送り出している。彼らがデザインに悩むように俺も今、悩んでいる!これが最高に楽しい。

 単純な作りながらも、中身がみっちり詰まって満足感のあるMPC 1/25 1982 ダッジ バン カスタム タートルワックス。精密さを要求される場面も少なく、勢い任せに組み立てていっても、ガシッと受け止めてくれる度量の良さがありました。ワンパーツのボディにギラギラ光るシルバーメッキのパーツを貼るだけでもう、最高。テールランプがクリアレッド成形なのもありがたい。

 「これが、アメリカの味か……」と行ったこともない国のお菓子をもぐもぐ食うように進めていけばあっという間に完成。「俺の思うホットウィールのプラモ」が、元となったミニカーと並ぶ姿は本当に大満足です。

<a href="/author/crisci4mens/">クリスチ</a>
クリスチ

1987年生まれ。デザインやったり広報やったり、店長やったりして、今は普通のサラリーマン。革靴や時計など、細かく手の込んだモノが好き。部屋に模型がなんとなく飾ってある生活を日々楽しんでいます。
Re:11colorsというブログもやっています。