デコトラは「萌え」と正反対のデザイン多いですが、ちょうどガルパン10周年ですし、デコトラのガルパンバージョンも面白いと確信。ただキャラのイラストを貼るだけでは大洗の実在のラッピングバスや鉄道のラッピング列車が存在しますし、ガルパンの世界観をもう少し現実世界に落とし込めないかなと、少し妄想!
コンセプトは「学園艦にも当然運送会社があり、ドライバーは卒業生の女性。生徒会とのツテで戦車道チームの物資輸送を手伝っている。廃校の話を知って、学園艦存続をアピールしている。」そして「普通のデコトラの上から急遽大会の応援をする感じを出す」というもの。
デコトラのキットはアオシマ「ミニデコNEXT 懲役次郎」(素敵なネーミング!)をチョイス。ネットで調べた限り実在しない「大洗急送」仕様で着工です。メッキパーツやマーカーライトがまぶしい!
主要部品の塗装は使いかけの缶スプレーで完了。貼るシールは家のインクジェットプリンタでシール用紙に印刷すれば安くてお手軽と考え、Adobeのツールで印刷用データを作り、光沢シール用紙に印刷、切って貼れば楽勝……のはずでした。
ところが、数日間乾燥させても小さい文字を切り出して台紙から浮かそうとピンセットでつまむと表面が割れたり、荷台用の大きめのシールも位置決めで触っているうちにインクが手に付いたりシワも発生します(用紙とインクの相性が悪かったのかもしれません)。そこでネットを徘徊すると、透明な表面保護シートとしてコクヨの「耐光・耐熱ラミネートフイルム」というものがありました。片面だけパウチするような物です。
こんどは切り出しても崩れないし、ゴシゴシこすってもOKです。ただ曲面への貼り込みは不向きな様子。荷台の側面と天井の境目が強いRなので、そこにかかる部分は諦めて小さくカットしました。
組み上がると1/64なのでミニカー的な佇まい。アンドンの文字も何とか読めます。デザインセンスは私の限界なので諦めるとして、表面保護シートのおかげでベタベタ触って遊んでも大丈夫! ガルパンの劇中では大洗女子学園の補給トラックなどは描かれていないので、学園OGの威勢の良いお姐さんが燃料や弾薬満載でやってくる様を脳内再生して遊んでいます。
自作デカールは敷居高いですが、シールなら比較的手頃です。あとはもう少し薄くて曲がる保護シート探したり、レーザープリンタではどうなるか試したいですね。みなさんも、ぜひ!