無臭で、水と筆があれば塗装が楽しめる水性塗料「シタデルカラー」。その中には、塗装が苦手な人でも色を塗る楽しみをすぐに体感できる、「コントラスト」という素敵な塗料があります。このコントラストに、2022年に追加された「27色」を、フミテシが1本ずつレビューしていく連載です。
今回はハロウィンにもピッタリな「ジークワルド・バーガンディ」! ワインの名産地、フランス・ブルゴーニュの英語名であるバーガンディは赤ワインのような独特の色味が特徴です。革靴なんかでもよく使われる色名ですね。
「コントラスト」は、白い下地を塗った上から塗ることで、模型の凹凸に沿って自然に塗料が流れていき、グラデーションのように染め上がります。バシャバシャと染めるだけなので、塗装が苦手な人でも筆とコントラストがあれば、楽しく塗装デビューできます。また色ごとに染まる力が異なるので、バシッと発色する物から、下地の白が透けてボヤ~っとグラデーションになるものまで様々。染まり具合もイメージできると、さらに使いこなすことができます。
ジークワルド・バーガンディ……やばいです。この連載で赤や黄色の染まり具合が凄いと紹介してきましたが、このバーガンディの染まり方はかなりショッキング! 赤ワインをシャツにこぼした時のように(悲しくなりますよね~)ばっと染まります。
一撃で超きれいなワイン色に染まるジークワルド・バーガンディ。筆ムラがほとんどなく、綺麗に染まります。最近の女性プラモやファンタジー系の衣服、モンスターの肌なんかはこの塗料が大きな力になること間違いなしです!! それでは次の色でお会いしましょう~。