

飛行機の翼やボディに、エンブレムやロゴがビシッと入っていると、まるでネクタイを締めた様にキマります。私がプラモデルのスーパーホーネットの翼に貼り付けた、赤と青の流星と、SSSPの禍特対マーク。実はこれ、自作デカールです。シン・ウルトラマン公式ツイッターの画像データを拝借して作りました。
そして素材として使用したのはふたつ。ハイキューパーツから販売されている水転写式デカール自作用紙、「白ベース」と「透明ベース」です。つい最近まで、自作デカールに種類があるなんて知らなかったのですが、この2種類を使い分けてデカールを作ったら、かなり満足度の高い仕上がりになりました!

「白ベース」はデカールの色に「白」を使いたいときに使用します。(普通のインクジェットプリンターで白を印刷することは難しいので……。)印刷後、綺麗に切り抜く必要がありますが、むちゃくちゃ発色の良いデカールになるのも特徴です。
一方「透明ベース」は印刷した色以外の部分が透明になるので、細かいデザインや、文字、記号のデカールを作る時、大変に便利です。
また、デカール用紙に加えて必要なものとしては、インクジェットプリンターと、エアブラシ環境、そして正直結構手間がかかるので、いちばん必要なのが愛、かもしれません。やっていきましょう。

さて、禍特対マークをダウンロード、適当な編集ソフト(私はwindowsのペイントを使いました)でトリミング、コピー、ペースト、拡大縮小してJPEGデータを作りまして、流星マークは白ベース用紙に、SSSPマークは透明ベース用紙にプリントアウトしました。失敗してもいいように、多めに刷ってます。

しかし印刷した後すぐ貼れる!……わけではありません。ラッカークリアーを吹き付けしてコーティングが必要です、とのメーカー指示が。吹き付けたら、もちろん乾燥も必要です。じれったい……ですが、コインランドリーでの洗濯乾燥を読書しながら待つように、生活に必要な事だから……という気持ちで待ってあげます。そして翌日、乾燥も終わり、いよいよ貼り付けの段取りです。


デザインナイフを使い、可能な限り小さな余白で丁寧に切り取ります。そうしたら水に晒し、水気のあるスポンジなどの上に2~3分放置します。すると台紙からマークが剥離してきますので、台紙ごと貼りたい位置に持っていき、スライドさせ、筆や綿棒で水分を押し出すようにやさしく定着させてやれば完成です。
もっと具体的な貼り方や、お役立ちツールについて知りたいという方は、こちらのまとめ記事をどうぞ。

「白ベース」で作った流星はデザインナイフでの切り取りで結構気力を使いましたが、抜群の発色と隠蔽力でめちゃくちゃ見栄えしますね。一方、「透明ベース」で作ったSSSPの青文字は、下地の赤が若干透過していますが、書体の美しさを損なうことなく翼に文字を書き入れることができました。やってよかった。
工数が少なくないので実は当初、デカール自作までやるかどうか結構悩んでいたのですが、1回やってみたら仕上がりも抜群で嬉しくなってしまいましてね。なので今後は良いモチーフとの出会いさえあれば、何度でもやりたいなという気持ちに心変わりしました。皆さんも、何らかの愛が芽生えた時は、ぜひ。
【注】自作デカールを自分のプラモに貼るのは「著作物を、個人的又は家庭内で使用するため」の私的使用にあたります。
配布や販売はもちろんNGとなりますので、使用の範囲はご自身でしっかりと確認してください。