
タミヤのトリケラトプスをペタペタと組み立てたらすごくカワイイ。これは正直、自分の好きな色で塗りたい!しかし、いつもは見えない(ことにしている)合わせ目が気になるんだよなぁ……。胴体と四肢の付け根にくっきりとパーツの分割線があるの、見えますか。
で、こういうときに使うのがパテなんですけど、どれがオススメだか正直わからん。「パテ、だいたい同じだろ」と思って生きてきた私にプロの知り合いがそっと囁いてきたのがこれ。

このフィニッシャーズのラッカーパテ、チューブ入りの他社製のものよりちょいと値段が張るのですが、聞けば「プラスチックによく食いつく/キメが細かい(盛ったあとザラザラしない)/乾燥時間がむっちゃ速い/乾燥後に縮まない」といいことだらけ。そんなウマい話あります?

あ、この緑、たしかに模型誌とかクルマの専門誌でみたことある……。というかクルマの専門誌で見たことあるというのはつまり、板金(実車の修理)で使うアレだ……。たしかに盛ってる端から硬くなっている感触があるし、モロモロ剥がれたりもしないぞ……。

綿棒にラッカー溶剤を染み込ませたものでパテの表面をえいえいと押し、余ったところはグリッと拭き取ります。そうこうしている間に作業が間に合ってないところはかなりの硬度に……。こいつ、速いぞ!

夜に作業して朝起きたらもうカッチカチ!パテが収縮して合わせ目が大復活、なんとこともなし。これなら締切に追われたプロモデラーも安心して使えますわな。
今回は恐竜だったけど、戦闘機とかガンプラとかでも合わせ目や溝を綺麗に整形できますね。私は基本的に「プラモは合わせ目を消さなくても別に平気」なんですが、どうしても気になったときのために、ツールボックスで待機してもらうことにしました。フィニッシャーズのラッカーパテ、これからもよろしくお願いしますよ!