見た目は同じ、中身は別物! その名は「ストライクイーグル」!!/「ハセガワ アメリカ空軍 F-15E」

▲F-15と外見は同じに見えても全然違う、F-15E!! その魅力をハセガワのプラモで体感しちゃいましょう

 F-15E ストライクイーグルは、それまで空対空最強だったF-15シリーズを、地上の目標に対しても強くあれと強化したバージョンです。外形自体はそれまでのF-15とほぼ変わらないのですが、大胆に再設計されているので中身はほとんど別物と言われます。模型(=外観)的な違いで言えば、胴体の左右に長く大きなコンフォーマルタンクがついたことと、そのコンフォーマルタンク近くに武装を懸架するパイロンが追加されたこと、そしてさらに細かい違いといえばタイヤが厚みをまして、それにともなって脚庫の扉がふくらんだことが挙げられます。

 この仕様のキットが発売されたのは2012年。この前にはバンダイナムコのゲームである『アイドルマスター』と『エースコンバット』のコラボレーションで、翼にアイドルを描いたアイマス機が盛り上がり、そしてハセガワはその立体物を出していた頃です。
 そうした追い風を受けて、F-15ではE型をフォローアップ、F-16ではI型を製品化(これもコンフォーマルタンクの追加ですね)、F/A-18ではGタイプのボディが完成するなど、ハセガワ製米国航空機モデルのアップデートがガンガン進んだ時期でした。


 キャノピー(窓ね)は、複座用のちょっと後ろが膨らんだタイプです。後ろの人がいるぶん、通常のイーグルとはほんのりカタチが違います。よく再現していますね。

 エンジンノズルはアイリスカバー(エンジンノズルの外側にくっついた円筒形のパーツ)がないタイプなので、メカむき出しの。情報量が多くてかっこいいですよね! 一枚ずつ分割されているので、丸く整えるように貼り合わせていきます。

 このあたりはF-15シリーズ共通のパーツになります。

 このぬらっとしたパーツがコンフォーマルタンクです。これが胴体にくっつくのですが、複雑な形状にもかかわらずピタッと接着できます。

 キットにはターゲッティングポッドなどの追加パーツも含めて、もりもりと武装がついてきます。どんどんぶら下げていきましょう。

 やっぱりこの機体のポイントはおなかですよ! キット内にたくさんの爆弾が入っていますが、サイドワインダーやアムラームなどの自衛用空対空ミサイルなどは入っていません。さらに装備にこだわりたい方は、別売りのウエポンセットを買ってきましょう!!

 全体が濃いグレーで塗られるのもF-15Eのシブかっこいいところ。塗り分けが少なくても、この濃いグレーは単調にならない、塗りやすい色でもあります。

 このプラモの【1】の仕様に貼るマーキングには、ハッとさせられるふたつのビルのシルエットがあります。

 同じように見えて違う、その細かい違いを追うのはやはりプラモデルの面白いところです。F-15Jと合わせたり、F-15Cと比べるのもまた楽しいでしょう。ハセガワのF-15Eを見れば、E型のこのウェポンラックがどれだけ迫力があるかが、きっとわかります……! ぜひプラモで楽しんでください!!

けんたろう
けんたろう

各模型誌で笑顔を振りまくフォトジェニックライター。どんな模型もするする食べちゃうやんちゃなお兄さんで、工具&マテリアルにも詳しい。コメダ珈琲が大好き。