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【レビュー】プラモデルで再会するゲームでの愛機。「ハセガワ エースコンバット7 スカイズ・アンノウン F-15E ストライクイーグル ガルーダ1」

 プラモデルで再び舞い上がる! パッケージに描かれたエースコンバット30周年の記念ロゴと7の文字。でもこれはガルーダ1、これはまごうことなき「エースコンバット6の主人公機」。自分が動かしたあの機体じゃないか……!

 エースコンバットシリーズはフライトシューティングというジャンルのゲームで、架空の国で現実の戦闘機を飛ばしてバシバシ撃ち合うゲームです。エースコンバット6は2007年、ちょうどXBOX360のみで発売され、次世代機初のエースコンバットとしてその画質やゲーム性を大きく見せつけました。”ガルーダ1”自身はミッションに応じて機体を乗り換えるので、F-15Eはそのうちのひとつなのですが、エースコンバット6のパッケージには2機のF-15Eが描かれています。まさにこの機体。

 キットの内容はハセガワのE39、F-15Eをベースにデカールなどを追加したもの。F-15の胴体はフライングテニスコートとも呼ばれるデカい背中なのですが、模型で見るとけっこう豊かな曲面が多い。エンジンの入る後部と、インテークわきに伸びる膨らんだ円弧などF-15の豊かな曲面を最も感じられるパーツです。

 F-15EはそれまでのF-15から相当変化して、機体側面にもっちりと張り付くようなタンクができた部分に特徴があります。複雑な接着面なんですが、側面のふくらみにパーツをあわせて、前から流し込み接着剤で閉じると意外と密着しますよ。

 インテーク下に吊るすポッドも元キットには入っていて、エースコンバット6でもこの装備になっています。お得。爆弾は付属しますが、自分がF-15Eに乗ってたときの兵装はこうだったな……という武装を買ってきて追求するのも楽しそうですね。

 キットにはクリアーパーツのスタンドがセットされます。実際にスタンドをつかってみるとこんな感じ。飛行機はやっぱり飛んでるとカッコイイですよね。

 地味に1/72のF-15やF-16ではキャノピーにスライド金型を使っていないところ、ハセガワの好きなところです。天蓋のΩ型の形状をしっかり再現するために用いられる技法ですが、代償としてクリアーパーツにパーティングラインが出ます。知っていれば息を吸うように処理できますが、最初見たときやクリアーパーツにヤスリがけしたときのなんとも不安な感覚を抱かずに作業ができるのは、ちょっと良い部分もあると思うのです。良い膨らみでしょう?

 現実的なコーションマークと、GM(多分グレースメリア)という架空のテイルコード、この組み合わせがエースコンバットらしさ。さらに説明書にはエメリア空軍のマーキングや頼れる仲間の情報が載っています。

 デカールが大判でうれしい……って、これよく見るとF-15E以外にも僚機のマークが入ってるじゃないですか! ゴーストアイは通信でお世話になるEWACS、E-767に使えるマーク。ウインドホバーはF-16、アバランチはF/A-18F……まだまだあります。ハセガワの1/72どころか、ミラージュ2000まであって、エースコンバット6のエメリア空軍ファンにはうれしいセットなんです。

 エースコンバット6はハセガワにとっても重要なタイトルで、このタイミングでエースコンバットとのジョイントがはじまりました。自分も本作のCGのすごさ、シリーズとしては重めの機動(シミュっぽさがアップ)、リアルタイムストラテジーのように自身が動くことで状況が変わっていくこと、助けた友軍が自分を助けてくれることなど、ゲームの面白さに魅了されて熱中した記憶がアイマス、いやあります。あらためてガルーダ1のパッケージを手にすると、いろいろな思い出が蘇ります。エースコンバットも8が2026年に発売されると、またハセガワのジェット戦闘機にとっても楽しい時期が来そうですね……!

けんたろうのプロフィール

けんたろう

各模型誌で笑顔を振りまくフォトジェニックライター。どんな模型もするする食べちゃうやんちゃなお兄さんで、工具&マテリアルにも詳しい。コメダ珈琲が大好き。

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