

「メッサー」とプラモ界隈で言うとだいたい第二次世界大戦におけるドイツ軍の傑作戦闘機「Bf109」のことを指します。メッサーシュミットはメーカー名なのでホンダとかトヨタって言葉を発しているようなもんですが、メッサーというかっこいい響きも相まってついついBf109と言うより「メッサーの〇〇型」とか僕は言ってしまいます。ガンダムにおける「ザク」のように各戦線で活躍したドイツ軍の主力戦闘機ということもあり、様々なタイプがあってどれを買えばいいんや!ってなる筆頭でもあります。そんな中で僕は「タミヤ 1/48 メッサーシュミット Bf109 E-4/7 TROP」をオススメしたいです。1998年に発売したプラモですが、今見てもパーツの量、分割、パーツ表面の美しさは素晴らしく、まさに万人にオススメしたい飛行機模型です。塗装までいくとドイツ軍はややこしいですが、組むだけなら最高に気持ち良いので、ぜひこのプラモでまず飛行機模型を刺身で組んでみて欲しいです。

1/48スケールの飛行機といえば、ガンプラで言えば1/100スケール系のキットのような立ち位置で、一部中身がしっかり作られていたり、表面のディテールがより細かく彫刻されたりしています。この「Bf109 E-4/7 TROP」は、先行して発売されたE-3型のバリエーションで、第二次世界大戦の序盤のハイライトである英国軍との戦い「バトル・オブ・ブリテン」で活躍したE-4と、増槽の装着を可能として航続性能を高めたE-7を選択して作れる他、北アフリカの空でも活躍したサンド・フィルター装着エアインテークを搭載したトロピカルタイプ(沸る言葉だぜ!!)と3つのパターンを選択して製作することができます。なのに、ランナーは2枚! 中身の表現は最小限にしているので細かいパーツもなく、パーツ分割も巧み。説明書内の11行程で組み上がってしまいます。


大量のランナーをゴソゴソといじることなく、サクサクと手際よく組める感覚と、スナップフィットキットとはまた違ったパーツのバチピタ感、シャープなモールドをこのタミヤのメッサーは思う存分楽しませてくれると思います。私自身、1/48飛行機模型で零戦の次に完成したのがこのメッサーでした。日本機にはない味を、タミヤの極上プラモで味わった感覚は今でも忘れることはないです。
