プラモを歴戦にする「ハゲチョロ塗装」は、タミヤエナメル フラットアルミにお任せあれ!!

▲金属色なのにフラット! タミヤの名色「フラットアルミ」は下地の銀が露出したハゲチョロ塗装にオススメです

 水性塗料筆塗りで完成した「ハセガワ 1/72 雷電」。完成後に模型誌を読んでいたら、塗装が剥がれて下面の金属色が露出した「ハゲチョロ」がやりたくなりました。プラモは色を重ねられるから、一度塗り上がったものでも味付けをして楽しめます。僕はハゲチョロにはタミヤエナメルのフラットアルミを使用します。ギラっとせずに金属色なのにフラットなんです。タミヤの塗料の名作です。これでハゲチョロをすると、露出した銀も少しやれた感じになり、まさに「歴戦」の雰囲気を纏うことができます。

▲水性塗料筆塗りの雷電の各記事はこちらのまとめ記事から飛べますよ
▲飛行機模型雑誌スケールアヴィえーションの2021年1月号には、尊敬する激ヤバプラモアニキ・松本州平さんの雷電が掲載されており、どこに銀を置くとかっこよく見えるのかめっちゃ参考になります。松本さんの製作行程を見ることができるDVDも付属するので、在庫があるうちにマストバイです!
▲よ〜〜〜〜く混ぜようね

 金属色を使う時の初手のポイントは「めっちゃ混ぜる!」ってことです。通常の塗料よりの念入りに混ぜましょう。そうすることで中の粒子が均等になり、塗料の性能をフルに発揮できます。

▲塗料皿(皿も歴戦だぞ!)に移してみると、グレーのような感じ。色だけ見るとちょっと不安。でもこの色がハゲチョロ塗装に最高なんです
▲ハゲチョロは細い筆でチョンチョンとフラットアルミをおいていくだけ! めちゃくちゃ楽しいのよ〜
▲エナメル塗料を使用する最大の理由がここ! ミスったらエナメル溶剤を染み込ませた綿棒で、すぐ拭き取れます。ぼかしたりすることもできますよ
▲キッチンスポンジや模型用のスポンジを使えば、さらに細かいハゲチョロもできます。塗料を染み込ませてぽんぽんするだけ。楽しくてついぽんぽんし過ぎちゃます
▲ハゲチョロできた〜〜! 歴戦の雰囲気。ハゲチョロがある飛行機は数度の出撃で帰還している飛行機と勝手に妄想したりしています
▲こちらはハゲチョロ前。いつだってプラモにはいろんな表情を加えることができます。写真に収めておけば、いつだってどちらの姿を楽しむことができます

 ハゲチョロは、基本塗装の前に最初に銀を塗り、その銀の上から塗った基本色をナイフなどで削って露出させる方法もありますが、最もお手軽なのがこの上から銀をチョンチョンと塗る方法。エナメル塗料で行えば、簡単に何度でもやり直しがききます。そしてフラットアルミのやれた感じの銀のおかげでどんどん目の前の飛行機模型が歴戦の姿に変貌していきます。本当に楽しい塗装。ハゲチョロがある日本機、大好きです。

<a href="/author/fumiteshi/">フミテシ</a>
フミテシ

1983年生まれ。月刊ホビージャパンで12年間雑誌編集&広告営業として勤務。ホビージャパンで様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。「ホビージャパンnext」、「ホビージャパンエクストラ」、「ミリタリーモデリングマニュアル」、「製作の教科書シリーズ」などを企画・編集。