夏の自由研究!プラモのデリケートなパーツもピタッと貼れる「ハイグレード流し込み接着剤」を作ってみた!!

▲あ〜〜、流し込み接着剤って超便利だよな〜。俺の大好きなあのハイグレード模型用も流し込み用でないかな?

 2021年、なとぅ。フミテシ自由研究。以前、ハイグレード模型用接着剤(クリアーパーツを曇らせることなく接着可能で、メッキパーツも接着できます。塗料の上から塗っても塗料が溶け出すことのないとっても便利な接着剤)を筆付き蓋の接着剤容器に移し替えた記事をお届けしました。

 その時「これ、流し込み接着剤みたいに使えたらとても便利だよね」と頭をよぎりました。でも、とろみのあるハイグレード模型用接着剤だし、何かで薄めないと流れ込んでいきません。ハイグレード模型用のPKG裏をみると「無用剤の水性タイプ」と書いてあり、成分もウレタン樹脂(25パーセント)、水(75パーセント)……ほとんどが水じゃないか! ウォーターーーーー!!!!

▲深呼吸です。落ち着いて。まずは新品のハイグレード模型用を準備
▲早速、筆付き蓋の接着剤容器に移し替えます
▲水道水で割って飲んではいけません。割るだけにしておきましょう。ということで水を準備

 

▲スポイトでちゅ〜っと入れていきます。こういう時さまざまな模型体験がフラッシュバック! 一気に薄めずに様子を見ながらやるんだ。完全に勘ですが「とろみ」がなくなりすぎると接着剤のパワーが落ちそうな予感
▲結果1:1がいい感じ。適度なとろみと、容器の口で余分な接着剤を拭った時に「さ〜っ」と落ちていきました。完全に長嶋茂雄風な解説でお届けしております
▲水とハイグレード模型用をさらに仲良くするために、攪拌ボールを入れてしっかりと混ぜます。力一杯に混ぜすぎて容器を中から割らないように気をつけます
▲完成です。早速実験です

 ハイグレード模型用は乾くまで少々時間がかかります。また広い面積を貼る際は両面に薄く塗り、2〜3分ほど接着剤を乾かしてから貼ると綺麗に貼れます。この乾く時間の長さをカバーするのにはマスキングテープがやはり便利です。仮止めしておいてあげる優しさです。

▲キャノピーがずれないようにマスキングテープで仮止めして、間にハイグレード模型用を流してみます。水で薄まったハイグレード模型用がパーツの隙間に流れていきます。15分ぐらい待ってみましょう
▲ピンセットなどを使用して優しくマスキングテープを剥がします。しっかりくっついています!安定した乾燥までは2〜3時間、完全乾燥には1日を要しますので、その日の作業の締めにやると良いと思います

 タミヤの240ZGを作っている時に、メッキとクリアーパーツのオンパレードで、もっと快適にできないものか! と思ってヤケクソでやってみたんです。水で薄めて、パーツとパーツの間に流し込めるように調整してチャレンジ! この時マスキングテープで仮止めもしています。するとどうでしょう、まさかの成功!! びっくりしました。1ヶ月前に調合した流し込みハイグレード模型用はいまだに元気に使えています。メーカー推奨の使用方法ではないので自己責任になりますが、僕は使えました。気になる方は今すぐレッツ・チャレンジ!! それでは、またね〜。

▲タミヤ240ZGのパーツ構成が、僕に自由研究のタネを与えてくれました
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フミテシ

1983年生まれ。月刊ホビージャパンで12年間雑誌編集&広告営業として勤務。ホビージャパンで様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。「ホビージャパンnext」、「ホビージャパンエクストラ」、「ミリタリーモデリングマニュアル」、「製作の教科書シリーズ」などを企画・編集。